病院との関わり方
結論から言うと、私は病院の標準治療をあまり信じていません。
以前は「主治医の判断に従う」感じでしたが、母の病気の診断や手術、投薬治療に向き合う中で、何度か違和感を覚えたからです。
自分なりに母のためにいろいろ知識や経験を増やしていく中で、病院の治療は根本的に治すというより、「対処療法」であることに気づいてしまいました。気づくのが遅かっただけかもしれませんが、、、。
後から知って納得できたのは、「医者は栄養学を学んでいない」という事。
なので、食事療法について理解してもらえず、薬ばかり進められます。
分子標的薬の副作用で下痢になったら下痢止めを処方され、口内炎ができたら口腔外科を紹介され、症状が落ち着いてきたら「薬が効いて良かったですね~」と言われます。
でも、腸に負担がかからないように食事を工夫したり、別のクリニックで栄養解析のための血液検査をして足りていない栄養素を調べ、体調に合わせてサプリや重曹、クエン酸などで体を整えようと頑張っていることを主治医は知りません。
今の病院に転院する際、食事療法に取り組もうとしたら前の主治医から無駄だと言われた事や副作用に悩まされるような治療はやりたくないと伝えていて、理解してもらって転院したつもりでしたが、結局のところ、「薬が効いているから、今のまま治療をすすめましょう」という話ばかりで、日々どういう食事や生活をしているのなどは全く聞かれません。
できれば、他の患者さんで頑張っている方の情報を教えて欲しかったり、病院としても我が家がやっていることに少しは耳を傾けて欲しいものですが、、、。
実際のところ、患者の数が多すぎて、長く話をする時間もなく、レントゲンや血液検査、CT、MRIの結果報告がメインとなり、細かいケアはかかりつけの病院に任されている感じです。
母はたまたまかかりつけの病院があり、以前治療した別の病気の薬を処方してもらうついでに検査結果を共有していますが、そこでも食事療法のことは分からないので、とりあえず今の治療や薬が問題なさそうか、第三者的に意見をもらう感じです。
なので、今の病院は「我が家の取り組みが上手く行っているか数値で確認する場所」と割りきるようにしています。
なので、この先も病院に頼らず、自分たちなりに試行錯誤を続けながら、母のがん治療や家族と自身の予防のために頑張って行こうと思います。
できることなら糖質ばかりの入院食やブドウ糖の点滴で栄養補給されたくないので、このまま入院することなく今の生活が長く続けられますように…。