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間食ダイエットの正しい方法

「間食でダイエット」と聞くと、一見余計に食べ物を食べることで逆効果に聞こえるかもしれません。

しかし正しい方法で間食を摂ることは、血糖値の上昇をコントロールすることが出来る為に、ダイエット効果があるのです。


本記事は、間食によるメリットと、正しい間食の摂り方についてご紹介していきます。


目次

・過去に間食ダイエットの失敗経験があるOL 
・夜遅い時間に食事を摂っている多忙なビジネスパーソン
・間食をしたいけど、肥満を気にして食べていない方 


目次

1.間食のメリット
1-1.間食で血糖値をコントロールし肥満を防止できる
1-2.間食で集中力を維持出来る
2.ダイエットに効果的な間食の方法
2-1.午後3時頃に間食を摂るべき理由
2-2.摂取した分のカロリーをその後の食事から減らすべき理由
2-3.血糖値が急上昇しない食品を間食で摂る
3.まとめ


1.間食のメリット

間食を摂ることには、先程紹介した血糖値をコントロールして肥満を防止できること以外にも、メリットが存在します。

まずは、血糖値をコントロールできる理由から順番に、肥満を防止できること以外のメリットもご紹介します。


1-1.間食で血糖値をコントロールし肥満を防止できる

血糖値は、文字通り体内の糖質の値の事です。

血糖値は、食事から時間が経てば経つほどに低下し、低下した状態で食事を摂ると血糖値が急上昇します。血糖値が急上昇すると脂肪の貯蓄に繋がってしまいます。

血糖値の上昇と脂肪の貯蓄の関係について


食事間隔は、昼食と夕食の間に大きく空いてしまうことが多いです。

その為、その間に間食を摂ることで血糖値を正常値に戻し、夕食時の血糖値の急上昇を防ぐことが出来る為に、肥満を防止できるのです。


1-2.間食により集中力を維持できる

また、間食を摂ることで集中力を維持することが出来ます。

人間の集中力は、脳に糖質が不足すると低下します。

血糖値が低い状態では、脳に充分な糖質がいきわたらない為に、集中力が切れてしまうといわれています。


先程説明したように、間食を摂ることで血糖値が低くなりすぎる前に血糖値を正常に戻すことが出来ます。

その為に、間食を摂ることで脳に糖質をいきわたらせて集中力を維持することが出来るのです。

糖質のパフォーマンス向上効果について


このように見ていくと、間食によるメリットはとても魅力的なものですが、これは「正しい間食を摂った場合」に発生するメリットです。


間違った間食を摂ってしまうと、脂肪が蓄積し、集中力も更に低下してしまう恐れがあります。

その為、ここからは正しい間食の方法について紹介していきます。


2.ダイエットに効果的な間食の方法

ダイエットに効果的な正しい間食の方法とは

・午後3時頃に摂取する

・間食した分のカロリーはその後の食事から減らす

・血糖値が急上昇しない低GI食品を間食で摂る

これらを守って間食をすることです。


何故これらが重要であるのか。

順番に説明していきたいと思います。


2-1.午後3時頃に間食を摂るべき理由

この時間帯に間食を摂るべきなのは、ずばり太りにくい時間帯だからです。

午後3時は、人の体からBAML1という体内時計の役割を果たす物質が最も分泌されない時間帯です。


このBAML1は、体内時計の役割の他に脂肪を貯蓄する働きを持っています。

その為、分泌が多いときに食事をすれば太りやすく、少ないときに食事をすれば太りにくいのです。

BAML1について


また、午後3時頃は昼食からある程度時間が経っているために、血糖値が低下しないように間食を摂るには丁度いい時間帯です。


これらの理由から、間食は午後3時頃に摂るべきなのです。


2-2.摂取した分のカロリーをその後の食事から減らすべき理由

間食した分、その後の食事のカロリーを減すべき理由は、減らさなければ1日を通した摂取カロリーが通常時よりも多くなってしまうからです。


先程説明したように、間食により血糖値の急上昇を防ぐことで脂肪の貯蓄を防ぐことは出来ます。

しかし、間食により必要以上のカロリーを摂取してしまえば、余分なカロリーが脂肪に変換されてしまうので元も子もありません。


その為、間食をする際はある程度カロリーに気を配り摂取カロリーを把握し、その後の食事から摂取したカロリー分の量を減らすことが必要なのです。

自分のカロリーの算出方法について


2-3.血糖値が急上昇しない食品を間食で摂る

血糖値の低下を、間食により防ぐことが重要と述べましたが、間食の際に炭水化物を大量摂取して血糖値が急上昇してしまえばそれ以前の問題です。


間食を摂ることで、適度に血糖値をあげることが、血糖値の観点から見た間食のメリットである為、間食は血糖値が急上昇しないものを摂取する必要が有ります。


かといって、炭水化物を摂らなければ脳に糖を届ける事が出来ません。

このことから、間食として摂る食品としてオススメなのは「大豆バー」「豆乳スイーツ」等の、糖質を含んでいるかつ、血糖値があがりにくい食品です。


基本的に、食物繊維を含んでいる食品は血糖値急上昇の可能性が低い為、積極的に選択するようにしましょう。もし、おにぎり等の炭水化物を間食で摂りたい際は、摂取前に野菜を食べて食物繊維を体内に入れると血糖値の急上昇を防ぐことが出来ます。


血糖値の急上昇を抑える食品やその仕組みについて詳しく知りたい方は、1-1でもご紹介したこちらの記事をご覧下さい。



3.まとめ

改めてここまでの内容をまとめると以下のようになります。

・間食を摂ることで、血糖値の急上昇を抑えることが出来るために肥満を防止できる
・間食を摂ることで、脳に糖質を届けることが出来るために集中力を維持できる
・間食を摂る際は、時間帯・摂取量・食品に気を付けてとる必要が有る


また、図解して表すとこのようになります。


本記事の中で、血糖値BAML1など専門的な言葉がありましたが、本文中でもご紹介したように、これらについてより詳細に紹介している記事がありますので、興味を持って頂いた方は宜しければ他の記事もご覧になって見て下さい。


本記事の内容が皆様のダイエットや、仕事の成果に繋がれば大変うれしく思います。


最後まで読んで頂き有難うございました。


#健康マネジメント #健康学 #栄養学 #間食 #ダイエット #集中力 #健康PDCA

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