【本当に危険な添加物】TOP5+α
■本記事について
本記事では「危険な食品添加物について」解説していきます。
今回は研究や論文、様々な文献を参考にして比較し、
かなり時間を費やしてまとめました!
私自身、昔は「添加物は体に悪いのは知ってるけど、知らない名前が羅列していて何が何だか分からない!!」と思っていました。
ただ、添加物は体に悪く、特に日本は規制が緩々なので、
自分の身を守るためにも特に危険で、身近にある添加物のみ記載してます。
※ランキングについては後述しています。
日常で気をつけるだけでも、健康被害のリスクを抑えることができるので、普段どの商品を選べばいいのかわからないという方は是非参考ください!
■添加物の危険性
そもそも食品添加物とは食品衛生法で、以下ように定義されています。
「食品の製造過程に置いて又は加工もしくは保存の目的で、食品に添加・混和・浸潤その他方法によって使用するもの」。うん。よく分からない。。
つまり、加工したり、保存したり、味をつけたりするときに使う調味料、保存料、着色料などをまとめて日本では、食品添加物と呼んでいるそうです。
残念ながら、現代社会で食品添加物を全く摂らないという食生活を送ることは困難になっています。知らず知らずのうちに口にしていることが大半です。
海外ではその発ガン性が認められ使用禁止された食品添加物が、日本では出回っているものもいくつも存在しています。。
「日本は農薬大国!」「世界で1番多い!」「いや、世界3位だ!」なんて色々言われたりしています。こちらを見てください。
<世界の認可添加物数>
日本の:1000種類以上
アメリカ:133品
ドイツ:64品
フランス:32品
イギリス:21品
日本ヤバイ・・・基準が甘すぎる・・・
ただ、この数は国によって添加物の定義や含める/含めないが違ってくるので一概には言えません。ただ、多いのは事実です。
■安全かどうかはマウスを使って実験されている
現在日本で認められている食品添加物は、厚生労働大臣により安全性が認められたもののみ許可されています。
しかし、この安全性を調べるには、人間と同じ哺乳類である体の小さなラットやマウスを使っての実験での結果から導き出されています。
果たしてこの結果から、本当に私たち人間への安全性評価がなされて良いのでしょうか?
■複数の添加物を組み合わせた検査は行われていない
食品添加物が普及したことで、私たちの食生活は格段に豊かになりました。普段、食品メーカーA社のものとB社のものを合わせて食べるなんてことは、よくあることですよね。しかし、こうした複数を組み合わせた検査は行われていないことから、私たちの体に長期的に添加物を摂り続けた結果どのような影響が出るのかは誰も知り得ないのも事実です。
■食品添加物の摂取量
では実際に私たちはどの程度、食品添加物をとっているのでしょうか?
2020年に食品表示法が改正され、食品パッケージの原材料欄の「/(スラッシュ)」以降が食品添加物になり、含有量が多い順に記載がされるようになりました。この改正により、素人でも簡単に原材料と食品添加物の区別ができるようになりました。
厚生労働省の調査では、国民一人当たりの食品添加物摂取量は1日に約2.8g、年間で約1.2㎏と報告されています。
しかしこの調査に含まれていない添加物もあるので、摂取が多い人だと実際には1日20g、推定年間8kgとも言われています。
私も調べれば調べるほど怖くなってきました・・・
■危険な添加物ランキング
さて、気になる添加物のランキングを記載していきます。
私自身が付けたランキングなのであくまで参考程度でお願いします。
ただ、適当につけたものでなく「農林水産省」「厚生労働省」「日本食品化学研究振興財団」「日本医学添加物協会」「都道府県の食品安全情報サイト」「食品会社」「論文内容」「添加物の書籍」などを参考にし、他の方の意見や研究数、海外での禁止状況、身近に多い物、悪影響度合などを見た上でつけました。
あくまで記載しているものはどれも安全ではないことはご認識下さい!
1位<発色剤>
——————————————
■他名称
亜硝酸ナトリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム
■どういう添加物なのか
・食品の色を鮮やかにする(黒ずみ防止)
・風味を良くする
・食中毒を予防するため(腐敗防止)
■どういう食品によく含まれているのか
・ハム/ウインナー/ベーコン/魚肉ソーセージ
・いくら/明太子
・パック野菜
・食肉加工品全般
■症状
・発ガン性(胃ガンや大腸ガンなど)/うつ症状/頭痛/記憶障害
・腸内環境を破壊して炎症
■データ
ラットの実験でほとんどが人への影響はないと結論づける中、この硝酸ナトリウム・硝酸カリウムに関しては「ヒトのデータでは高容量でヒトへの影響の可能性あり」とはっきり記載されています。
アメリカでは、ベビー用の食品への使用が完全に禁止されています。
たらこや明太子を頻繁に食べる人は胃ガンの発症率が2倍以上高いというデータもあり、1日15gの加工肉でガンリスク+4%、1日50gで18%高まるデータもあります。
厚生労働省は一日摂取許容量(ADI)を、「0.06㎎以下×体重(kg)/日」としています。体重10kgの子どもの場合、一日摂取許容量は0.6mgとなります。
ハムなどの食肉加工品は1kgあたり最大で70mgの亜硝酸ナトリウム使用が可能なので、このハムを10g食べると基準値を超えてしまいます。
2位<人工甘味料>
——————————————
■他名称
アセスルファムカリウム、アスパルテーム、スクラロース、サッカリン、ネオテーム、アドバンテーム
■どういう添加物なのか
・砂糖の十倍〜数百倍もの甘さを出すもの
■どういう食品によく含まれているのか
・お菓子や清涼飲料水
・低カロリー食品、ダイエット食品
・甘いもの全般
■症状
・腸内環境の悪化/腎機能、血糖値不安定/肥満/糖尿病/脳血管疾患/認知症
■データ
人工甘味料入りのダイエット飲料を週に237mL以上飲む人は、飲まない人と比べて糖尿病の発症リスクが約1.7倍上昇。
ラットの実験でも、サッカリンを含む餌を妊娠期間中に投与すると、胎児の異常水晶体の発生は37.9%と3倍近く差があったとされる結果報告。
2017年の研究では、人工甘味料の炭酸を毎日飲む人は、飲まない人に比べて脳血管疾患や認知症リスクは2~3倍のデータもあります。
■補足
①自然界に存在しないもの
・アスパルテーム
・アセスルファムカリウム
・スクラロース
②自然界に存在してるもの
・エリスリトール(ラカントの主成分)
・キシリトール
・トレハロース
特にスクラロースが特に危険:分解されにくくホルモンや免疫系に悪影響
②の方がマイナスな研究は少なかったです。また、甘味料の一種「ラカント」は安全の意見が多かったです。
3位<防かび剤>
——————————————
■他名称
OPP(オルトフェニルフェノール)、OPP―Na(オルトフェニルフェノールナトリウム)、TBZ(チアベンダゾール)
■どういう添加物なのか
・カビを生えさせないようにするもの(ポストハーベスト)
■どういう食品によく含まれているのか
・海外から輸送される柑橘類(フルーツ、レモン)やバナナ
■症状
・発ガン性/吐き気/催奇形性
■データ
ラットを用いた実験で、13週間の0.156〜2.5%でOPPを混ぜて与えると、膀胱乳頭腫が1.25%の雄で6/12発生したとの報告があり、さらに腎障害も投与量に依存してみられました。
OPP-Naについての動物実験では、ラットのエサに0.5〜4%のOPP-Naを混ぜて、91週間与えた結果、95%の割合でマウスの腎臓や膀胱にガンが発生
TBZの実験では、妊娠したマウスに、体重1kgあたり0.7〜2.4gのTBZを与えると、産まれた子どもの手足と尾に奇形が見られました。
ポストハーベストは日本では禁止されているが、輸入品は何故かOKになっています。
果肉も危険ですが、皮が特に危険。手で触れるのも避けるべき。
外食のレモンはほとんどが輸入品。赤ちゃんと妊婦は特に要注意。
4位<着色料>
——————————————
■他名称
カラメル(赤色○号・青色〇号)、タール色素(○○色素)
■どういう添加物なのか
・食品を色鮮やかにするもの
■どういう食品によく含まれているのか
・菓子パン、お菓子、たくわん、梅干し、明太子
・色が鮮やかなもの全般
■症状
・発ガン性、腸内細菌へのダメージ
■データ
赤色2号(アマランス)は、ラットにおいて250mg /体重/日で骨盤の明らかな石灰化沈着へのわずかな影響が見られ、1250mg /体重/日で上皮の過形成が生じた実験結果があり腎臓への影響が懸念されています。
北欧では、子どもの注意欠陥・多動性障害の原因物質となる可能性があるとして、使用を控えており、アメリカやカナダでは日本で認可されている「赤色2号、102号、106号」の使用を禁止しているほど。
フランスでは既に禁止。着色料の種類にもよるが、アメリカ。カナダ。でも赤色102号は禁止(⇒日本では何故かOK)
赤色2号が特に危険(かき氷の赤色のシロップやジュースなどにも)
■補足
着色料には、合成着色料と天然着色料の2種類が存在します。まずは合成着色料についてご紹介します。合成着色料のタール色素は、主に色鮮やかな食品に含まれ、お菓子や、パン、キャンディー、たくあんなどの梅干しに使用されています。見分けがつきにくい点も難点。
天然着色料には、ウコン色素やオレンジ色素、トウガラシ色素など「食材名+色素」という名称が多く合成のものと区別がつきやすいです。
5位<保存料>
——————————————
■他名称
ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、安息香酸、安息香酸ナトリウム、プロピオン酸、プロピオン酸カルシウム、ポリリジン、しらこたん白抽出物
■どういう添加物なのか
・食品の保存期間を伸ばす
・食中毒防止
■どういう食品によく含まれているのか
・リーム類、食肉加工品、魚肉練り製品、漬物、ジャム、シロップなど
・栄養ドリンクや清涼飲料水
・コンビニ食全般
■症状
・発ガン性/免疫障害/成長不順/白血病/腸内細菌を殺す
■データ
ソルビン酸カリウムと性質や毒性がほぼ同じ保存料のソルビン酸を、落花生油あるいは水に溶かしてラットに皮下投与したところ、いずれの場合も投与局部にガンが発生したとの報告。
発色剤として使用される亜硝酸ナトリウムと組み合わさることで、毒性が高まります。
ハムやソーセージなどの加工肉には、ソルビン酸・ソルビン酸カリウムと亜硝酸ナトリウムの両方が使われているため超危険。
5位以下だけど危険な添加物×3選
——————————————
<乳化剤>
■他名称
グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、大豆リン脂質
■どういう添加物なのか
・水と油のような、普通は混ざりあわないようなものを均一に混合するため
■どういう食品によく含まれているのか
・パンやチョコレート、調味料など
・洋菓子やアイス、パン、ドレッシングに多い
■症状
・発ガン性/腸内破壊
■データ
ヨーロッパでは発ガン性があるとして使用禁止
2015年の科学雑誌「ネイチャー」に掲載された乳化剤についてのある研究によると、食品にも使用される乳化剤の一種、「カルボキシメチルセルロース」「ポリソルベート80」をマウスに与えた結果、腸内細菌のバランスが崩れて炎症を促進した。つまり、乳化剤の摂取によってガンのリスクが高まるということ。
アンドリュー・ジェウィルス教授は、1950年代から増加した大腸ガンは乳化剤の影響によるものではないかと考察。
<酸化防止剤>
■他名称
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)・BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
■どういう添加物なのか
・食品の味や食感などが低下(酸化)を防止するもの
■どういう食品によく含まれているのか
・清涼飲料水/お菓子/水産加工品/食肉加工品
■症状
・発ガン性/腸胎児の催奇形性
■データ
BHA:
1995年、イギリスの研究による、女性ホルモン作用があることが報告されました。生殖器の発達異常、行動異常、学習障害などを引き起こすリスクが考えられます。
BHT:
発ガン性は確認されていませんが、「変異原性」が認められていたり、「催奇形性」の疑いがあります。
スウェーデンやオーストラリアでは、使用を禁止されており、アメリカでも乳幼児用の食品への添加が禁止となっています。
<臭素酸カリウム>
■他名称
ブロム酸カリ、ブロメート
■どういう添加物なのか
・「モチモチ」「フワフワ」した食感を生み出すことができる
■どういう食品によく含まれているのか
・パン(特に山崎製パン)
┗数年の間、使用をやめていましたが、2020年から再び一部のパン製品に使用しています。
■症状
・発ガン性
■データ
IRAC(国際ガン研究機関)が発表した発ガン性を評価するリスク表で、グループ2Bの「ヒトに対する発ガン性が疑われる」に分類されています。
・動物実験の結果からも、「遺伝性発ガン性物質」であるとの報告がされている。その結果、1992年のFAO(国際食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)の合同会議にて、「臭素酸カリウムは小麦粉処理剤としての使用は適切ではない」と評価しました。この評価は今も変わらず続いています。
EU諸国やカナダ、中国では臭素酸カリウムの使用が禁止されている。
■最後に
以上、添加物についてでした。
なんとなく聞いたこと・見たことがある物が多かったんではないでしょうか?
こうした添加物が乱用されている理由として、従来の製法にかかる時間や手間、コストが大幅に削減でき、大量生産が可能に、そして消費者が求める低価格商品を生み出すことができるようになったことがあげられます。
このような商品が売れることで、メーカーは利益を得ているのです。。
言い換えれば、このような危険で将来どんな影響を与えるかわからない商品は、私たち消費者が選ばない、買わないことでスーパーから減らすことができると思っています!
少しでも添加物の少ない物やオーガニックのものを選ぶようにするだけでも将来変わってくるかと思います♪
こういうことはTVなどのメディアでは教えてくれないので、自分で分別して、自分で自分の身を守りましょう!
以上、これからもTwitterで投稿できない知識なども共有していきます!いいね・フォロー頂けるとモチベーションアップするので、よろしくお願いします😊