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チョー凄っ!小腸は「第二の脳」

お腹を冷やすと風邪をひく!
子供の頃に母親から「お腹を冷やすと風邪ひくよ」とよく言われていた事を思い出しました。

今思うと腸内には免疫細胞の70%が集まっていて、お腹が冷えると腸内の免疫細胞の働きが鈍って風邪をひいてしまう!ということもうなずけます。

風邪ならまだしも、重篤な病気にもなりうる!
腸に関連する大きな病気というと『大腸がん』ではないでしょうか。
大腸がんは男性では3番目に、女性では2番目に多いがんとなります。

大腸ガンはよく聞きますが小腸ガンはあまり聞きませんね。
それもそのはず、小腸ガンはほとんどできず発祥率は0.03%と極めて低いそうです。

では、何故でしょうか?
1、免疫細胞が集中している為たとえ小腸内でガン細胞が発生したとしてもすぐにやっつける事が出来る。

2、人間の細胞は絶えず生まれ変わっていて、筋肉が60日で生まれ変わるのに対し、小腸は3日で生まれ変わるというサイクルの早さ。

「小腸は脳の支配を受けない 」

これは勉強不足で、知りませんでした。

小腸の神経細胞が脳の支配から独立しているからと考えられるそうです。
腸内(大腸と小腸)には1億個の神経細胞があるらしいんですが、小腸の神経細胞は脳の神経細胞と殆どつながっていないそうです。

なので、小腸は脳のストレスの影響を受けにくいという事。
一方、大腸は脳とつながっていてストレスの影響を受けやすく、それが大腸には癌ができやすいのに対して、小腸には癌ができにくい理由だと考えられています。

「腸にも脳がある」
脳に存在しているセロトニンが腸にも存在することが発見されています。

セロトニンとは『ノルアドレナリン』や『ドーパミン』と並んで、体内で特に重要な役割を果たしている三大神経伝達物質に数えられます。セロトニンは人間の睡眠や食欲に大きな影響与え、ストレスによるイライラを抑えて心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、オキシトシンとともに『幸せホルモン』とも呼ばれ、不足すると気分が落ち込んでやる気がでない状態に陥りやすくなるとも考えられています。

さらに体内のセロトニンの95%は腸で作られているそうです。
ですので「腸」を「第2の脳」と呼びます。

小腸は、脳とは別の系統で体の動きをコントロールしているんですね。

腸、チョー凄っ!

「腸内フローラ」ってすごく大事です。

私たちの腸内には、多種多様な細菌が生息しており、それらはなんと、1,000種1,000兆個以上。特に小腸から大腸にかけて生息しており、これらの様々な細菌がバランスをとりながら腸内環境を良い状態にしている。
顕微鏡で腸の中を覗くと、それらはまるで植物が群生している「お花畑([英] flora)」のようにみえることから、『腸内フローラ』と呼ばれるようになりました。

『腸内フローラ』は健康に関わる3つの役割を担っています。
1、消化できない食べ物を身体に良い栄養物質へ作り変える。
2、腸内の免疫細胞を活性化し、病原菌などから身体を守る。
3、「腸内フローラのバランス」を保ち健康を維持する。

腸内細菌のバランスも年齢によって変化し、加齢とともに善玉菌は減少し始めて、替わりに血液を汚し病気の原因になる悪玉菌の勢力が強くなってくるそうです。

2月1日に56歳になり腸内環境に気を配る必要があります。
ちなみに、当然、腹巻は購入済みです。

生活習慣でいうと『食』においては、善玉菌の餌になる食物繊維をちゃんと摂り、そして、お腹は冷やさないように気をつけたいです。

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