笑いと免疫力の関係
「笑う門には福きたる」
このことわざを知っている方は多いと思います。
『笑う』ことが健康のためによい影響をあたえることが分かってきていて、健康によさそうなことをご存じの方も多いと思います。
メリーランド医科大学の研究
人は笑うと酸素を豊富に含んだ栄養素と血液が体中に流れます。それが血管の機能を向上させ心臓血管の病気のリスクを減少させる。
世界的な免疫学者の安保 徹先生の著書
「ガンにならない8つのルール」
①心の不安やストレスに目を向ける
②頑張りすぎの生き方を変える
③息抜き・リラックスの方法を見つける
④身体を冷やさない工夫をする
⑤暴飲暴食はやめて身体に優しい食事をする
⑥有酸素運動を生活に取り入れる
⑦笑いや感謝の気持ちを大事にする
⑧生きがい・一生の楽しみ・目標を見つける
⑦番に「笑い」と「感謝」の気持ちを大事にとあります。
笑顔を心がけることは『ガンにならない生き方』にもつながります。
笑うとNK細胞が活性化
「笑う」事によって免疫細胞でガンを退治する専門部隊のNK細胞が活性化されることが確認されているそうです。
ある研究において、寄席を見に来たお客さんにがんと闘う免疫細胞であるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性を調べたところ、大笑いをした後のほうがはるかにNK細胞が活性化していることがわかったそうです。
また他の研究では、お笑いを見た後にNK細胞の活性化を見てみると全体の平均値は開演前と比較して35%~45%アップしており、中には50%近くアップしている人もいたとか。
薬剤を使ってNK細胞をアップさせようとすると効果が出るまでに3日ほどかかるそうですが、笑いは短時間で免疫系の機能を向上させる効果が出るということが分かったそうです。
「感謝です」といった言葉を意識して使う。
「感謝」の気持ちを持つ事も副交感神経系が刺激されます。
そもそも、ガンになる人というのは眉間にしわを寄せたしかめっ面をしているそうですから。
「眉間にしわ」を寄せなくても良いように!
いつも「笑い」と「ありがとう」と感謝の言葉を口にするといいですね。