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【双極性障害のこと】急がば回れ

職場に行きたい気持ちはあるのに、体がそれに追いついていかない日が続いている。

ありがたいことに、職場の保健師さんが電話で相談にのってくれた。私が休職した際から、ずっとお世話になりっぱなしの方だ。上司も、彼女に私のことを相談してくれていたようで、心配して電話をくれた。

家では一人なので、人と話すのが久しぶりだった。
現状を話していると、今の自分を客観的に見ることができたように感じる。

夜は眠れていること、朝も起き上がることはできていること。

職場に行くことに抵抗感はないが、いざ準備をするとなると、準備をする気力が湧いてこないこと。

活動するためのエネルギーを貯めるために、家事は最低限に抑える工夫をしていること。

外出するエネルギーがないこと。

エネルギーがないときはラジオの元気な声がうるさくてつらく感じたり、情報が頭に入ってこないこと。文字情報も受け付けないこと。

「自分で自分を観察できていてすごい」と彼女は言ってくれた。
その上で、「今は毎朝上司に連絡して休みをもらっているけれど、それも負担になるから、思い切ってここはひとまず一週間休んでみたら?」と提案された。

たしかにこのままこの状態を続けることは、職場にも迷惑をかけてしまうし、心が休まらない。

彼女との電話のあと、10分くらい逡巡したが上司に電話した。
ゆっくり休むようにと言ってくれた。

私は恵まれている。
ただただ私の話に耳を傾けてくれる人がいること。
休むことに専念させてくれる人がいること。

急がば回れ。
体調を見ながら、活動する訓練をしていこうと思う。

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