身近なエンターテインメントに注目せよ
連休前にもかかわらず昨日は有休を取得した。
息子の所属するサッカーチームで
アマゴつかみと川遊びイベントが開催され、
それに親として参加するためである。
我が家はこれまでこの手のイベントは
自分で企画したことも無ければ
イベントに参加したことがなかった。
何人か保護者が参加してくれるので
別に子供だけを参加させても良かったのだが、
水の絡む娯楽なので、一緒に行って見ていて欲しいという
妻の要望で参加することになった。
朝から息子を車に乗せて1時間ちょっと運転すると
目的の場所に到着した。
いわゆる渓流なので場所はとても山間で
周りには他に何もないような場所である。
私達が到着してほどなくすると他の保護者と
子供たちが集まってきた。
すると、彼らはおもむろに服を脱ぎ始め
早速水着姿に変身。
そのまま川にダイブし始めた。
川と言っても流れが急なわけではなく、
子供たちが遊べるように流れが緩い場所が
設けられており、
そこで早速子供たちは遊び始めた。
この展開を想像していなかった息子は
最初こそオドオドしていたものの、
「行ってこい」と彼の背中を押すと
喜んでチームメイトと遊び始めた。
私の息子は比較的感情を表に出さないタイプなので
どんな顔をして遊んでいるのか
川べりで眺めてみると、
心の底から「楽しい」がにじみ出ているような
そんな表情であった。
しばらく川で遊んだ後、アマゴつかみのイベントをして、
その後にバーベキューという流れであったが、
息子は終始とても楽しそうで
子供たちを見るためにあまり私自身は食べ物を
食べられなかったにもかかわらず
不思議とお腹がすくことはなく、心が満たされるような
そんな気がした。
その後、子供たちは川の上流にある
小さな滝つぼのようなところで
飛び込む遊びに移行し始めた。
怖いものなしの様子でジャンプして飛び込む子もいれば
息子の様にビビりながら飛び込む子もいたが、
飛び込んだ後の彼らはとても爽快な表情で
結局現地に到着してから6時間ほど遊んで
会はお開きになった。
片付けをして車に息子を乗せると
よほど疲れていたのか一瞬で眠りに落ちた。
冒頭にも書いたように私は子供たちを
これまでこのような遊びに連れて行ったことはなかった。
何となく危険な気がしていたし、
そもそも妻がそのようなアウトドアのイベントは
好まないからである。
だが、今回の息子や他の子供の様子を見ていると
案外近いところであっても
子供たちをこんなにも笑顔にできる場所が
あるのだということを改めて実感した。
ユニバーサルスタジオジャパンや
東京ディズニーランドに連れていかずとも
子供たちの満面の笑みをみられて、
低コストで楽しめる場所。
夏休みもそろそろ後半戦に入ってくるが、
彼らをそんな場所に連れて行って
満面の笑みを見てみたいと思う。
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