ナゾだらけの遊び
今日は外出先からの投稿なので
手短な投稿にしようと思う。
わざわざ冒頭にこう書いておかないと
私の頭と手が勝手に長文を書いてしまうのだ。
今日のテーマは何かと言うと、
子供の手遊びについてである。
男性の方の中には「手遊びって何やねん」と
思われる方もいるかもしれない。
何を隠そう私も数年前まではそうであった。
ではなぜそんなテーマで書こうと思ったのか。
それはようこさんの下記の記事を読んだからである。
そう言えば、子供の頃から女子がよく仲間同士で
手遊びなるものをしていたが、
それが私はずっとナゾであった。
歌に合わせてお互いの手をタッチし合うだけの遊びで
なぜ彼女らがキャッキャと笑えるのかが
不思議で仕方なかったからである。
自分でもやってみれば何かわかるのかもしれないが、
残念ながら私の友達に一緒に手遊びをするような
人は一人もいなかったし、
仮にしようとしても誰もしたことがないので
ルールすらわからない。
そんなわけで手遊びに対してナゾな気持ちを
抱えたまま私は大人になってしまった。
とはいえ、大人になると手遊びの存在など
完全に忘れていたのだが
ある時からこの手遊びが自分に関係のある事象に
なり始めた。
それは娘が生まれ、成長してきて
「パパ、アルプス一万尺しよう」と
いうようになったからである。
私にとって全くナゾな手遊びであるが、
そのナゾさの一つの要因はこの歌の歌詞である。
アルプス一万尺
こやりの上で
アルペン踊りをさあ踊りましょ
全く風景が想像ができないが、
恐らくクララが立った場所のような景色なのだろう。
そんな謎な歌詞に合わせて、
これまた謎な手の動きをひたすら繰り返していく。
最初妻と娘がやっているのを見て
簡単そうだと思っていたが、
実際やってみるとこれがまた難しい。
頭で思っているのと実際にやるのが
なかなか合わないのだ。
しかも例のナゾな歌詞を歌いながらなので
頭の中がこんがらがってくる。
ゆっくりながら曲の終わりまで成功したときには
奇妙な達成感のようなものを感じた。
なるほど、これが手遊びの面白さなのか。
約40年生きてきたが、この歳になって
ようやく私は手遊びの面白さを理解できるようになった。
ちなみにであるが、私が子供のころ
どういうわけか学校で成績がよく、
体育が得意なのは女子ばかりであった。
それがなぜだか当時の私はわからなかったのだが、
もしかすると手遊びが頭の体操のように
なっていたのではないだろうか。
などと妙な仮説を立ててしまった。
いつもならここから調べて深掘りを書くところだが、
冒頭の文で今日は長くならないと
自分に言い聞かせたではないか。
また気が向いたらこの深掘り記事を
書いてみようと思うので、
ぜひその日まで覚えておいてほしい。