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カメラと街を歩く【青森県②】


青森県の第2回目です。青森県は青森市がある東青地域、弘前市のある中南地域、五所川原市のある西北地域、八戸市のある三八地域、十和田市のある上北地域、むつ市のある下北地域の6つに分けることができます。

田舎館村

第2回は中南地域です。まずは田舎館村。「いなかだて」村と読みます。青森県で面積が1番小さい村だそうです。村!しかも田舎!ということでどんな場所をイメージするでしょうか。そんな田舎館村にも有名なものがあります。そう「田んぼアート」です。電車で観に行くのであれば、弘前駅から弘南鉄道に乗って30分弱で「田んぼアート駅」!に到着です。(冬は停まらない)

田んぼアート駅

ただ、駅近は第2会場で、第1会場に行くのならレンタカーがお勧めですね・・・ 第1会場では、田舎館村役場にある展望台から田んぼアートを観ることができます。役場には過去の田んぼアートの歴史の写真展示があって、どんどんクオリティが上がっているのに驚くと思います。

平成30年度「ローマの休日」
令和4年度「モナリザと湖畔」

もう30回やっているみたいですし、近年はすごいクオリティです。一度は観に行ってみましょう。

大鰐町

次は大鰐町にある大鰐温泉に行った話。「おおわに」と読みます。弘前から大鰐温泉へは電車で行くなら、JR奥羽本線で「弘前駅」~「大鰐温泉駅」と移動するか、弘南鉄道大鰐線で「中央弘前駅」~「大鰐駅」と移動するかのどちらか。「弘前駅」と「中央弘前駅」は歩いて2,30分くらい離れているのに「大鰐温泉駅」と「大鰐駅」は同じ駅舎。ちなみに、JRだと10分程度ですが、弘南鉄道だと30分以上かかります。(私は弘南鉄道派)
しかし、JR弘前駅の横に弘南鉄道「弘前駅」もあるのに、なぜ「中央弘前駅」もあるのだろう。

ラッセル車にED221を連結
大鰐駅
跨線橋

風情ありまくりです。しかし、この弘南鉄道大鰐線は2027年度末をもって休止(事実上の廃線)となるそうです。みなさん、今のうちに乗りに行きましょう。利用者が減っているから仕方がないとはいえ、日本全国廃線が増えていて寂しいですね。

大鰐温泉は、平川という清流の傍に宿が建ち並んでいて、こちらも風情ありまくりです。宿の方がとても親切で、雪の中に移動して来てくれたことへの感謝に始まり、温泉の歴史などたくさんお話していただけました。フィールドワーカーとして地元の人の話を聞くのはとても大切なこと。冷えた体を早く温めたい気持ちをグッと抑えて深掘り深掘り深掘り・・・ そして、念願の温泉に浸かった~ 無色透明~ しみわたる~ ぽっかぽか~ 最高~
なお、翌日の朝食会場でも、たくさんお話いただいて、なかなか朝食を食べられなかった。せっかく暖かいもの出してくれたのに~ とはいえ、とても良いお宿でした。

ちなみに、大鰐温泉は800年の歴史があるとのことで、円智上人が夢のお告げで見つけた説、津軽藩を開いた津軽為信が夢のお告げで見つけた説があるそうです。

【寄り道】温泉の由来分類

温泉の由来って、温泉に行くたびに聞いている気がするので、ざっとまとめてみました。全部行ったことがあるわけじゃないので、あってるかな・・・ 

温泉の由来分類

個人的には動物発見系をよく聞きます。ということで、動物発見系をさらに分類。いやぁ日本の動物すごいな。ちなみに、ネーミングがそのまますぎる「鹿教湯温泉」の伝説を読んで見てください。ぶっ飛んでる!
https://www.kakeyu.or.jp/about.html

動物発見系

で、大鰐温泉に話を戻すと、清流、平川にはなんと白鳥が飛来するんです。オオハクチョウとコハクチョウが飛来するそうなのですが、くちばしの黄色い部分の先端が三角形になっていたらオオハクチョウだそうです。しかし、川沿いの宿、白鳥が「コォーコォー」うるさくて眠れないとは思わなかった・・・

平川の白鳥(おそらくコハクチョウ)

弘前市

かなりたくさん書いたので、弘前市はさらっと。建築物とカレーライスが好きなので、「大正浪漫喫茶室」の窓と、そこで食べたカレーが美味かったよーという写真で締めたいと思います。青森県の建築物については、別途、まとめます。

大正浪漫喫茶室の窓
弘前産のりんご入りビーフカレー

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