【本好きの聖地で働く】タブレット配付で変化した配付物
デジタル社会になって、頭と目が疲れるようになった…。
今回は、そんなマイナスなことではなく、デジタルでいい方に変わったことを書いていきます。
配付物
紙媒体で配付して、掲示板に掲示していた配付物。
ひとり一台端末配付によって、図書館からの配付物にも変化がありました。
図書館だより
図書委員会が担当して作成する図書館だより。
パソコンで作成するのは従来通りですが…私はタブレット端末で共有して作成してもらっていました。
学校図書館まで来ない図書委員さんもいるので、タブレットで作成進度が分かるのは、お互いに楽でした。
作成した図書館だよりは他の委員の子たちも参考にすることもできます。
また、図書委員会担当の先生も図書委員会の生徒たちの頑張りをタブレット端末をとおして見てもらうことができるのです。
配付する際は、各学年のグループにデータを添付するだけなので、時間をかけて大量の紙を印刷する必要もありません。
カラーでお便りを見てもらえるので、その点が最大の利点だと思っています。
新刊案内
図書館で購入した本を生徒にお知らせする新刊案内も、タブレット端末をとおして配付していました。
こちらもカラーで見てもらえるので、紙でモノクロ印刷していた頃よりも、生徒が目を通していたように感じます。
こちらは少し大きめに印刷して、図書館前に掲示していました。
図書委員会活動
図書委員会活動も、タブレット端末で作ったグループ内で情報共有や報告を行っていました。
もちろん、図書委員会として集まって話し合いをすることもありましたが、集まるまでもないときや次回の図書委員会活動のお知らせなどは、こちらのほうがお互いに便利です。
本につけるポップの提出を促したり、図書館だよりの進捗具合を確かめたり…他校の生徒と行う生徒図書委員会研修会の打ち合わせや原稿の加筆修正等を行ったりしていました。
生徒がタブレット端末に慣れる意味でも、使ってよかったと思っています。
もちろんデメリットも…
タブレット端末を通してのやり取りだと、互いの顔が見えず、特定の人だけが発言しがちというデメリットとあります。
(リアルでのやり取りだと、発言していない人にも声掛けができるので…)
また、お互いの顔が見えないので、生徒同士の仲があまり深まらない!
これもデメリットかなーと思います。
それに、紙媒体だろうが、端末での配付だろうが、配付物を見ない人は見ないのです。
生徒によっては情報をタブレット端末に流しているのに、「こんな新刊入ってたんだ!なんで教えてくれなかったんですか!」と言ってくる子もいました(笑)
なぜか、有益な情報は勝手にやってくると思っている生徒が多いように感じています。
情報は自分から取りに行くという姿勢を学んで欲しいなぁと思います。