読書司書とも

学校図書館で約10年→公共図書館勤務(産休育休中) 図書館や司書についてのこと書いていきます。 結婚妊娠出産などのプライベートなことも書いています。

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マガジン

  • 本の紹介

    本がないと生きていけない!図書館司書が、個人的に面白かったと思った本の紹介をしています。

  • 学校図書館ではたらく

    学校図書館での仕事について書いています。

  • 本好きヒッキーが結婚するまでの話

  • 公共図書館ではたらく

    公共図書館での仕事について書いています。

  • 「書く習慣」1ヶ月チャレンジ

    いしかわゆき(ゆぴ)さんの『書く習慣』に載っていた「書く習慣1ヶ月チャレンジ」をやってみようと思います! 続くかな〜(笑) 続くことを祈って!

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学校司書の存在意義について改めて考えてみました

図書館司書とは 学校司書とは 公共図書館の司書との違い 公共図書館の司書は、都道府県や市町村などで図書館の業務に従事する職員です。 最近では、民間企業に業務委託し、専門資格を持っていなくても図書館職員として働くことが出来ます。 働く場所や勤務形態、対象者が学校司書とは少し違います。 司書の存在意義とは 司書がそこにいること。 司書の勉強をし、司書の資格を持った人が図書館にいることが重要だと思います。 専門の資格を持っているということは、知識やスキルを学んだというこ

    • 【本の紹介】三島屋変調百物語シリーズ

      私が宮部みゆきさんの「三島屋変調百物語」シリーズにハマったのは、大学の図書館で見つけた『あんじゅう』でした。 時は江戸時代。 舞台は江戸、神田三島町。 とある事情で叔父の店に住んでいる姪のおちか。 彼女はひょんなことから、叔父の計らいで、変わり百物語の聞き手を務めることになる…。 相関図や詳しいシリーズの内容は、ぜひこちらをお読みください! このシリーズの魅力は、語り手の語る内容もですが、聞き手のおちかや富次郎の合いの手だと思うんです。 語り手が語る合間に、聞き手がう

      • 本好きが学校司書を辞めて、子ども嫌いが子育てしている

        私は今、毎日絵本の読み聞かせをしています。 というのも…自分の子どもを産み、育てているからなんです。 しごとのはなし私は本が好きで、読書しないと生きていけない!ってくらい好きなので…大学卒業したあとの就職先は図書館か書店以外考えられませんでした。 最初は非正規で小学校に勤務し、次は正規で高校図書館へ。 しかし、自分の特性等による精神疾患の再発の危機が訪れて転職しました。 転職先はもちろん図書館! 公共図書館は、学校図書館と違って、老若男女さまざまな人が利用します。 展

        • 【本の紹介】多様性について考える小説

          私がADHDだと診断を受けて7年以上が経ちました。 一般的にADHDは、多動や注意欠陥が主な症状です。 私は行動ではなく脳内が多動状態で注意欠陥があります。 また、空間認識が苦手なため、車の運転は30分が最適だと最近分かりました。 まぁ…とりあえず、ちょっと自分が特性持っているからと何かあるわけではないのですが(笑) なんとなく、マイノリティとか多様性とか…そんなことに興味を持ってしまうのです。 今回は、マイノリティや多様性について考えたくなった小説をご紹介します。

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          6本
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          9本
        • 本好きヒッキーが結婚するまでの話
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        • 図書館司書への道
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        記事

          夢を追いかけて、コツコツ書いてます

          童話作家になりたくて、コツコツコツコツ新聞に投稿続けています。 新聞に投稿して、掲載されても、商業作家として一本立ちできるわけでもないんですよねー。 中学のときにはじめて、かれこれ二十年…。 なんだかんだ理由つけて、作家になる夢を諦めたような形で、もう一つの夢である司書になっています。 でも!作家は家でもコツコツできるわけですよ。 そう思って、妊娠してからは公募できそうなものには作品を投稿する日々です。 あきらめたくても諦められない。 それなら諦めなくてもいいのでは?

          夢を追いかけて、コツコツ書いてます

          お気に入りのお菓子とブックカバーで読書

          読書をするとき、コーヒーやちょっとしたお菓子をお供にすることが多いです。 お菓子へのこだわり最近は育児の合間に読書をするので、片手で食べられるものを選んでいます。 クッキーやプチケーキ、おまんじゅうとか…。 でも本当は、スナックミーであんこ玉とか羊羹を買って食べたいのです。 スナックミーのお菓子は、素材にこだわっているため、ひとつひとつが少しお高め。 といっても…最近は物価高だから、だんだん変わらなくなってきたかもしれないですが。 添加物たっぷりなお菓子や飲み物を摂

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          身体は食べたものや取り込んだものでできてる

          当たり前なことなのに、失念しがちなことだと思います。 これを読んで、自分のうつ改善や体調改善について考え直しました。 とりあえず3食食べればいい!から、3食にこだわらなくていいから良いものを食べる。に変わりました。 そして今は、3食の中にタンパク質を取り入れる!に変化しています。 母乳育児で感じたことメリット・デメリットを考えて、母乳育児に挑戦しています。 私自身が完全母乳だったこともありますが…完全母乳にしなきゃ!とプレッシャーを感じてストレスになっていたので、ミ

          身体は食べたものや取り込んだものでできてる

          画家·絵本作家:たなかしんさんの作品にハマっている親子

          子どもの寝る前の絵本を図書館で探している時に出会ったのが、たなかしんさんの『ねむねむごろん』 動物たちがねむねむ…ごろん。と寝てしまう姿が可愛く、読み聞かせているときのリズム感もいいので、読んでいても楽しい1冊です。 子どももこれを読むと寝る!と思っているのか、(抱っこで寝てくれるので)眠いーとなって抱っこするとすぐに寝てくれます。 寝る前の絵本、日中に読む絵本と分けておくと、寝かしつけが楽になるみたいです。 絵のタッチの優しさや動物が絵本いっぱいに描かれていることに

          画家·絵本作家:たなかしんさんの作品にハマっている親子

          減らない積読、増えるメモ欄

          本ってフィーリングで買うと失敗すること山のごとし…なので、私は図書館で一読してから買うようにしています。 ただ…図書館で本を見て、これも読みたい!これも読もう!と思ってメモっていると、図書館積読が増えていきまして、、、(笑) そもそも抽選で当たったり買ったりして積読してる本が認識してる分で数冊ある状況(笑) 家にある積読本『学校や塾へ行かずに、いかにして4人の子どもたちは独学力を身につけたのか?』 10年近く前に買って、いまだ積読状態…。 子どもちゃんも産まれたし、

          減らない積読、増えるメモ欄

          本にカバーするだけで安心感がすごい

          図書館の本には、透明なフィルムで日焼けや汚れなどをカバーしています。 司書になる前、本の日焼けや汚れが気になっていた私は、図書館の本みたいにカバーできたらなぁとずっと思っていました。 そこで! 私は個人でもできるものを見つけたんです! 透明のブックカバー私個人の小説や実用書には、透明カバーを付けて汚れなどを防止しています。 この上からお気に入りのブックカバーを付けるんですけど…(笑) 本棚に置いてるときや人に貸すときに安心感があるんですー。 種類も豊富なので、いろん

          本にカバーするだけで安心感がすごい

          育児の手助けをしてくれる本3冊

          はじめての子育てで、分からないことだらけ! それなのに…聞ける人ってあんまりいないんですよね。 実母や義母は先輩だけど、今の育児を知っているわけではないし、出産した病院や保健センターにも相談しにくい…。 電話とか好きじゃなくて…。 もちろん、保健センターの保健師さんや助産師さんが相談に乗ってくれる相談室もありますが、子連れだとなかなか行きにくい。 そんなときに読んだ本たちです。 『小児科医は自分の子どもに薬を飲ませない!』鳥海佳代子:著内容 小児科医の鳥海さんが、小

          育児の手助けをしてくれる本3冊

          【本の紹介】妊娠中読んでよかったエッセイ3冊

          私は妊娠して体調を崩してしまい、入退院を繰り返していました。 つわりに切迫早産疑いで…。 ぜんぜん妊娠、出産、そして育児に対してポジティブなイメージが抱けない時期でした。 かといって、妊娠、出産からはもう逃げられない。 私は、気晴らしにエッセイを読んでみることにしました。 その中で読んでよかったエッセイを3冊ご紹介します。 『くもをさがす』西加奈子:著内容 著者の西加奈子さんは、カナダのバンクーバーで旦那さんと息子さんと3人暮らしをしている。 ある日、体に赤いポツポ

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          【本好きの聖地で働く】タブレット配付で変化した配付物

          デジタル社会になって、頭と目が疲れるようになった…。 今回は、そんなマイナスなことではなく、デジタルでいい方に変わったことを書いていきます。 配付物紙媒体で配付して、掲示板に掲示していた配付物。 ひとり一台端末配付によって、図書館からの配付物にも変化がありました。 図書館だより 図書委員会が担当して作成する図書館だより。 パソコンで作成するのは従来通りですが…私はタブレット端末で共有して作成してもらっていました。 学校図書館まで来ない図書委員さんもいるので、タブレッ

          【本好きの聖地で働く】タブレット配付で変化した配付物

          電子書籍でスッキリした本棚

          私の趣味は読書ですが、小説や実用書を読むだけではありません。 なぜか意外に思われるのですが、マンガもよく読みます。 読書好きだと言うと、イコール文字だけの書物が好きだと思われることが多いんです。 私はそんなこと全然なくて、むしろマンガやコミックエッセイ、それらが原作のアニメなんかも大好きです。 マンガを電子書籍でKindleを使うようになってから、マンガを電子書籍で購入するようになりました。 メリット マンガやコミックエッセイは読みやすくて、サラサラと読めるのですが

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          【本の紹介】東京會舘とわたし(旧舘)(新舘)

          最近、辻村深月さんの作品にハマっています。 たぶんきっかけは、『傲慢と善良』です。 ↓こちらでレビューしています。↓ 映画化も決まっているのでご存じの方も多いかと思いますが…結婚を考えたことがある人に強く刺さる物語のように感じています。 今回は、ミステリーでもなく恋愛や青春でもない、東京會舘を舞台とした連作短編小説です。 あらすじ物語は、東京會舘の小説を書きたいという青年が取材するところから始まります。 東京會舘ができた当初から現代までの、東京會舘やそこで働くスタッ

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          未来のために書店&図書館を利用する

          今、書店の閉店が相次いでいるように感じます。 ネット書店や電子書籍の普及などが原因だと思うのですが…本好きとしてはとても寂しいです。 書店地元の個人書店、チェーン店問わず、書店ならば積極的に訪れたいし利用したい! リアル店舗を利用する 私は某大手サイトを利用することも、リアル店舗を利用することもあります。 どうしても書店さんにない場合は、ネットを使います。 それでも! 自分が書店でアルバイトをしていたこともあり、図書館で働いていることもあり…実際にお店に訪れて本を選

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