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回顧録〜JK妻編 1〜桃源郷
回顧録〜JK妻編 1〜
桃源郷
またこの展開…
今日は本当にダメかもしれない。
サクヤの逆鱗に触れ、初めて外でも殴られた。私、なんで裸足なんだっけ。
サクヤは初めて出会った、こっち側の人間だと思った。
こっち側同士なら分かり合える気がしていた。でもこっち側の人間は不器用過ぎて、共倒れしてる。
もつれた糸は、ほどけないほど、からみあっている。もう切るより他に方法が無い。くらいに。
サクヤは9歳年上の社会人、立地(高校に通える範囲)よい一人暮らし。
あの家に戻りたくないし、家出少女もそろそろ疲れてきた。やっとたどり着いた桃源郷に思えた。