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読了「僕が殺しました×7」二宮敦人
「私がリエを殺しました」。連行された僕を含めて
7人の男女全員が同じ供述をした。
そこはある女子高校生殺害の真犯人を
特定するための会議室。
それぞれが狂った動機・犯行過程を
告白していくうち、矛盾はどんどん大きくなっていく。
リエを殺したのは誰なのか?議論は平行線を辿ると
思われたが、最後の告白が終わったとき一転。
驚愕の結末があなたに襲い掛かる。
救いなんてヒトカケラもない、どんでん返しホラー!
TOブックス 328ページ
読了カラーイメージ 黒橡(くろつるばみ)
以下より、ネタバレが含まれる場合があります。
個人的にはオチまでは面白かったのですが
最後の最後で残念なオチでした。
まぁ、ホラーだからいいんでしょうけど…💦
とは言え、一人の人間がそれぞれから
どうやって見られているのか
そして本人は、その相手をどう見ていたのか
書かれていたので面白かったです!
人と分かり合えないさまというか、
こちらが意図してない伝わり方が起こるのって
こういうことなんだろうなー。
一人の人間に対して、たくさんの方向性から
こんなに描かれていることって
なかなかないと思うので
そういう作品だと思って読むと
すごい面白かったです。
ホラーと書かれているけど
恐怖を感じるような演出はないように
個人的には感じたので
ホラーが苦手な人でも読めると思います✨
そして、「話せば分かり合えるよ!」とか
「分かり合う」ことを大切にしている人に
むしろ読んでほしいです。
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