読了「向日葵の咲かない夏」道尾秀介
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夏休みを迎える終業式の日。
先生に頼まれ、欠席した級友の家に訪れた。
きい、きい。妙な音が聞こえる。
S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃も
つかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。
一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。
「僕は殺されたんだ」と訴えながら。
僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、
事件を追いはじめた。
あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。
新潮文庫 480ページ
読了カラーイメージ 瑠璃紺(るりこん)
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以下よりネタバレが含まれる場合があります。
この本は「ほんタメ」のたくみさんが
紹介されていたので読んでみました✨
その事前情報があったからか、
違和感もすんなり流しつつ
だけど、あんなにどんでん返しだとは
思わなかったので
驚きすぎて、笑ってしまいました😅
結末は個人的にはそんなに迷うことなく
「あぁー、そういうことかー…」と
納得できました。
それにしても、この作品から感じる
独特な湿った空気にまとわりつかれるような
そんな感覚がしばらく取れませんでした😅
それぐらい暗いというか
湿った雰囲気を持った作品なので
確かに元気があるときに読まないと
メンタルやられると思います。
そして好みは白黒はっきりと分かれそうだけど
新しい読了感を感じてみたい方
普通のミステリーに飽きたなーって方
そんな方にはオススメなので、ぜひ✨
もし読みたいと思ってる方がいらしたら
個人的には夏のうちに読むことをオススメします!
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