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読了「あひる」今村夏子
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あひるを飼い始めてから子供がうちによく遊びに
くるようになった。あひるの名前はのりたまと
いって、前に飼っていた人が付けたので、名前の
由来をわたしは知らないーー。
わたしの生活に入り込んできたあひると子供たち。
だがあひるが病気になり病院に運ばれると、
子供は姿を見えなくなる。2週間後、帰ってきた
あひるは以前よりも小さくなっていて……。
日常に潜む不安と恐怖をユーモアで切り取った、
河合隼雄物語賞受賞作。
角川文庫 160ページ
読了カラーイメージ 似せ紫
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以下より、ネタバレが含まれる場合があります。
さすが夏子ワールド。
たった160ページとは思えないほどのゾワゾワ感。
なんて言ったらいいんだろう…
居心地の悪さと言うか…
本当なんて言ったらいいんだろう💦
いつも今村夏子さんの作品を読むと
言葉にならない気持ち悪さを与えられて
しかも、それが言語化もできないので
語彙力のなさに自分がイヤになる😅
ちなみに嫌味でなく、低評価してるわけでなく
良い意味で言っています!
こんなに短いページ数で、しかも短編なのに
ここまで人を言葉で表せないゾワゾワ感を
味合わせるなんて、本当に凄すぎます✨
いつも気になるのは、こういった作品を
いつ思いついて書くんだろう?
どう言った幼少期を送っていたんだろう?
などと頭の中を覗いてみたくなります。
これはおそらく今村夏子さんの作品を
読んだことある人は
一度は思ったことがあるんではないでしょうか😅
寒い冬にこそ、背中からゾワゾワ来る
この作品をお供にするのはいかがですか?
個人的には、暖かいココアをお供に
読むことをオススメします✨
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