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読了「ひとんち」澤村伊智
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他人の家とは何か「ズレて」いるー。
友人の香織の家に遊びに行った「わたし」。
近況報告をするうち、各々の家に伝わる
独自のルールの話になり……。(「ひとんち」)
「私」は食玩コレクターの柳から、「シュマシラ」
という聞いたことのないUMAをモチーフにした
ロボットを見せられ……。(「シュマシラ」)
ホラー小説の新鋭・澤村伊智による、
日常のすぐそばに潜む恐怖を描いた全8編!
光文社文庫 331ページ
読了カラーイメージ 紫黒(しこく)
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以下より、ネタバレが含まれる場合があります。
世にも奇妙な物語的な作品でしたので
これは好みが分かれそうな作品ですねー。
澤村さんの全作品を読めてるわけではないですが
中の中ぐらいでした。
どの作品もページ数がいい感じで
サクサク読めました✨
それにしても「ひとんち」で始まり
「じぶんち」で終わるのが天才です!
澤村伊智さんと言えば「ぼぎわんが、来る」を
ご存じの方も多いと思いますが
まだ未読の方は、ぜひ読んでみてください!
こちらの作品も、ただ怖いだけでなく
自分の行動や言動をふり返させられる作品だと
私は思います。
今回、読了した短編集も
幅広いホラーが描かれているので
まだ澤村さんの作品を読んだことない方や
普通に飽きた人にオススメです😊
個人的には「ありふれた映像」という作品が
すごく好みでした✨
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