【読書メモ】論語と算盤

東レの元社長である佐々木常夫さんの本の中で紹介されており、日本が経済大国に変化を遂げる礎を築いた人物ということに興味を抱き、本著を読みました。
座右の銘というと堅苦しいが人生の指針に出会えました。【忠恕一貫】である。
何か思い悩むことがあれば、この言葉に立ち返るようにしたい。

■感想
晩年まで精力的に行動できた理由は、私欲のない志があったからだと感じた。利己的ではなく、利他的な想いがあれば、逆境に立たされても挫けることなく、邁進することができる。

■学んだこと
・志よりも振舞いが大切である。
 →実際の行動が伴わないと、何も影響を与えられない。行動している内に志が生まれてくることもある。志を明確にする前に何か行動する。
・趣味を持って仕事に就く。
 →理想や思いを付け加えて実行していく。
・社会で役立つ人物になるためには、知恵・情愛・意志の智情意のバランスが大切である。

■具体的行動
・志を立てる→自分の長所短所を考察し、長所の活かせる場所であること。また、志をやり遂げる境遇にあるのかを考慮する。
・修養する→勉強する習慣を継続し、かつ、実社会に活かしたいく。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集