デート代、男が払え論争に終止符を打つ〜男子総ロン毛計画とトイレで手を洗おう!の段〜
こんにちは、爽やかカットのみなさん。
ロン毛です。
普段は、コーチングを通して男性のメンタルヘルスに関するお仕事をしていたりするロン毛です。
さて、 表題のデート代支払い論争に終止符を打つために、僕は
すべての男子はロン毛になるべきと主張します。
何を言ってるのかわからねぇと思うが、 俺も何を言ってるのかがわからねぇんだ…
と言うのは嘘で、デート代、男が払えの論拠()として言われているのが以下のような言説
これな〜〜〜
ぶっちゃけ1人の男として思うのは、デート代くらい気持ちよく奢りたい!
という気持ちはある。
というか、色々議論はされてるけど、実際のところ女性とデートをするときは奢る前提で考えている男性の方が多いと思う!
みんな見栄張りたいから!!
これこそ、「強くあらねば」とか、「女性より上にいたい」という気持ちの表れであるというテーマでも一記事書けそうなのは一旦置いといて…
だがしかし、一方で「奢るの当たり前」な人に対してはんんん???と思う人が多いのもまた事実。
そんな時にさ、やっぱり大事なのは
「お互いが対等な立場にあること」
だと思うんですよ。
デート代論争で論点になるのが
「デート以外に金かけてるんだから、男性は奢るべき」
ならば
「俺たちだってデートまでにお金かけてるもん( *`ω´)」
になればいいという寸法です。
さて、本題に入る前に差し挟んでおきたい話がある。
それは、トイレは多くの男性にとって
「化粧室ではない」
ということだ。
・・・
うん。…うん?
と思った人、わかるぞ。
トイレ=化粧室。
トイレ≠化粧室。
だよね。
いやいや、これは文字通り
男はトイレで化粧をしない
→トイレが化粧室ではない。
という、なんの捻りもない文章である。
まぁ、その後に「だから男は鏡を見る時間が少ない」と続くのだが…
男性は、私服を女性ほど多くは持っていないことがわかる。
自分を見せる、自分の延長線上にある衣服に対して興味がなかったり、何が自分に似合うのか?
一張羅さえあればいい。という考え方の人は多い。
実際、仕事着=スーツはあるが、「服を買いに行く服がない」というポストが話題になったりもしている。
また、美容院や、化粧にかけるお金も女性より少ないことはデータで出さずとも多くの男女が「うんうん」と頷くことだと思う。
実は、これが諸悪の根源だと筆者は考えていて
「男性は自分のことに関心がなく、自分の体をぞんざいに扱っていい」
という教育、というか経験をすることで自分を物理的にも精神的にも見る時間がないことが男は価値を換金してなんぼ!という価値観を生み出しているように思う。
男子諸君なら経験があると思うが、子どものころ
「電気あんま」
「カンチョー」
「肩パン」
「しっぺ」
などなど、罰ゲームとして、暴力を振るわれたことはないだろうか?
ちなみに筆者はあります。全部。
したこともあるしね。
そんで、これらが大人の前でされていたとしても大人は
「仲がいいね〜」とか
「やりすぎんなよ〜」とか
止められず、かつこれらがいじめや暴力であるという認識ではなく「遊び」として捉えられていなかっただろうか?
筆者も、中学生の時、休み時間になると毎回始まる鬼ごっこでなぜかいつも逃げる側で、捕まったら肩パン(かなり痛い)。という意味がわからないゲームに参加していたことがある。
そして、さらに意味がわからないのが、その鬼ごっこで遊ぶ(?)メンバーは、休みの日にも集まって遊戯王とかするくらいには仲がいいメンバーなのだ。
内心(これっていじめじゃね?)と思っても、普通に遊ぶ分には仲がいい=いじめじゃない。
でも肩パンという名目で殴られている。
若かりし内藤少年はこうなった。
これ、多分男の子ならあるあるのはずだ。
しかし、これをもし、女の子の体験として聞いた時には世間や家族の反応は違う。
「そんなことしちゃダメ!」
「女の子の体を傷つけるなんて!」
「それは暴力だよ!」
こんな声が聞こえてきそうである。
つまり、女性は教育の段階で
「自分の体は大切にされている/しないといけないもの」
と教えられるのに対し
男性は
「自分(男性)の体はぞんざいに扱ってもいいもの」
と学んでいくのだ。
一方で、女性は子どもの頃から体を大切にされていき、その延長線上にさらに、化粧をするようになる。
大切な自分の体をさらに着飾るために、自分と物理的にも精神的にも(鏡に)向き合うことが社会的にも期待されているし、少なくない女性はメイクを楽しんでいたりする。
一方、男性にそんなイベントは起こらない。
夏、よく焼けて帰ってくることは良いことだし、逆に白い肌は「健康じゃないんじゃない?」とか、「内向的/陰キャ」といじりの対象になる。
まぁ、何が言いたいかというと
男は自分を見ること、自分を大切にすることを社会から期待されていない。
ということ。
*唯一の例外は筋トレ、筋トレは小さな成功体験の積み重ねによって男の自己肯定感を満たしてくれる。
筋トレしてる人は鏡を見る機会も多いだろうしね。
そんな中
「私たちは自分に金をかけてるんだから、デート代払えよ!」
はあまりにも、こう…
ひどくね(語彙力喪失)?
#頭を抱える
〜閑話休題〜
大人になってからこんな社会的にも否定されてきた男子達は、自分にお金をかけること、自分を大切にすることは難しい。
先ほど、トイレ≠化粧室という話をした。
驚かれる方もいるかもしれないが、男はトイレを出る時に手を洗わない人が多いというデータもある。(マジかよ!)
↑の記事では、1時間の間に利用した128人のうち実に88人が手を洗わなかった…とのこと。実際、男子トイレ使ってるとそんなもん…
これって、すごく象徴的なデータだと思っていて
要は、男性にとってトイレって本当にトイレで。
トイレに行ったから、ちょっと鏡を見て容姿を整えよう。
みたいな思考がないということである。
(ちなみに、トイレに行っても手を洗わないのは直接性器に触れていない=洗わなくていいという思考なのではないかと思うが、男性諸氏どうだろうか?)
なぜか!
そう、自分を大切にする習慣がなく、自分に興味がないからである。
男はいつも、周りの男=外敵、ライバルとの差を気にしているため、自分に目をむける暇がないのだ。
だから
ロン毛になろう!(当然の帰結)
まぁ、話を聞いてほしい。
筆者は髪を結べるくらいロン毛である。
ロン毛になってよかったことがある。
それは、自分を大切にするきっかけをロン毛がもたらしてくれたことだ。
ロン毛万歳。
真面目にいうと、髪を伸ばしてから美容院にお金をかけるようになった。
ただ、元々そうではなかったことも記しておきたい。
なんなら、2~3月に1回の美容院はめちゃくちゃ
「無駄な出費だな〜〜〜」
と思っていた。
できる限り安く、できる限り早く。
そう思っていたので、なんなら社会人3年目まではセルフカットマンだった。
後ろの髪もセルフでバリカンしていたレベルである。
髪を伸ばし始めてからも、近場で男性カットをしている美容院が少なくカットモデル募集中の美容院を見つけて、カットとパーマで2000円!で済ませていた。
そんな自分が、髪に金をかけるようになったのはほんの小さなきっかけで、そのカットモデル募集が終了したからであった。
家に1番近い美容院がたまたま髪質改善のサロンで、初回が安かったので行ってみたのだ。
びっくりした。
え、これが…
私…
髪がトュルントュルンになっとる…
これは、髪が長くないと得られない感覚だと思った。
そして、髪がキレイになったと同時にその髪の間にあるお顔が…
お顔が…
汚い!!!!
顔が汚い!!!!
あーーーー!
顔が汚いよ〜〜〜〜!!!!!!
ってなった。
この出来事から筆者が学んだことは大きく2つ
1つ目は
髪に金をかける=自分にお金をかけることでテンション上がるんだ!ということ
2つ目は
1つ自分に金をかけ始めると、他のことも気になるんだってこと
(この場合はスキンケア、というか顔を綺麗にしたいという欲望)
そして、髪が長いと、必然以下のような思考になる。
結び目変じゃないかな?とか
毛先の枝毛がやばい!とか
そう、”トイレで鏡を見る時間”が半自発的に増えるのである。
副次的に、手を洗うようにもなるだろう。(最初から洗えよという話だが)
ここからは芋蔓式である。というか、話題が増える。
実は、女子のトータルコーディネートって、男子のフィギュア集め、レアカード集めとかのコレクション願望と同じなのである。
こんなポストがあって、度肝を抜かれたことがある。
女子のコスメ集めは、男がカードゲームでデッキを組むのと一緒。というポスト。
これは秀逸だった。
趣旨を簡単にまとめると、同じ効果(プチプラとデパコス/普通のカードとレアカード)でも、よりレアリティの高い方を自分のデッキ(化粧箱/デッキ)に入れたい。
という思いは、互いに共通しているというもの。
確かに、ノーマルブルーアイズよりはブルーアイズ初期シークレットレアの方が欲しい!!!
この感覚だ。
この感覚だったのか...
さらに、ここに筆者の考えを加えると、そういうレアリティが高いものとかの周辺情報って、人伝いだったりSNSで「誰か」が教えてくれるのだ。
男:このカード欲しいけど、実用的じゃないんだよな〜
神:このカードとコンボさせなさい
男:おお!!!ポチ!
女:髪質改善のサロン行ったんだよね
神:それなら、このドライヤーと一緒に使うといいよ
女:おお!!!ポチ!
ここに至っては性別は関係なく、興味を持つものが同じ人同士が集まればどんどん情報が集まってくるのである。
こうなると男は単純で
「へぇ〜〜、買ってみよ」(大見得)
となる。多分。
さらには
「自分が気にしていることは、他の人も気にしているのでは?」
という他者への関心を持つようになる。
自分と同じデッキを使っている人のレアリティとか、イラストの統一感とか、出身パックを統一してるか、分けてるか。
あれだ。
ガンダムは宇宙世紀が好きなのか、アナザーが好きなのか。
平成ライダーと昭和ライダーは...とか
iphoneの昨日は16と17でこれだけ違う...とか
本質的にはやってること同じなんですわ。
髪が気になったら、髪のこと。
髪につけるアクセサリー。
服、ネイル、化粧品…
つまり
男性は「自分の持ち物」を着飾ることに価値を覚え
女性は「自分を」着飾ることに価値を覚える
この違いだと思う。
男性が唯一自分(?)にお金をかける部分として、オーダースーツがあると思う。
あれも、スーツを着た自分、というよりは
高いスーツを持っている。
「自分の趣味、嗜好を凝らしたものを持つこと」にアンテナが立っている気がする。
オーダースーツを着ている人をみたとしても、その人に似合っているか?
という視点で見る人は少なく、「素敵なスーツですね!」という言葉は
「似合ってますね!」というよりは
「いい生地を使ってますね」とか
「どこのテーラーで?」とか
権威性を示すためのツールとして使われている...感じがする。
一方で、女性は高い服を買ったとしても
その「服を着た自分」にアンテナが立っているのではなかろうか。
男性は「オーダースーツ」という響きに憧れるが
女性は、〇〇というブランドを身につけている自分。
にフォーカスを当てている。
ものか、人か。
大幅に話がそれてている気もするのでそろそろ話を戻すが
男性は、自分そのもの、に対する興味はないために
持ち物にはお金をかけるが、自分自身にはお金をかけない。
その理由として
幼少期からの社会的な影響で
「自分(の体)を大切にすること」を求められないできたからであると述べてきた。
その自分を大切にする。の第一歩として、ロン毛にしてみては?
というのが筆者の主張だ。
イカれている。
そろそろ結論にいきたい。
髪を伸ばしはじめてから、色々な人に色々なアドバイスや情報提供をもらい、今の筆者がある。
ある日のトータルコーディネートを紹介させてもらいたい。
天霆號アーゼウス13299円
#アーゼウス
=¥110,379
オラァ!
男子だって、これくらい自分に金をかけてれば十分
「デートまでに頑張って自己投資している」
と言えるのではないだろうか。
服装に金をかけている男性はもっとかけているし
一張羅/オーダースーツで来ようものなら、値段は跳ね上がる。
時計もあるね。
こういう持ち物も、ただ自分のもの、という意識ではなく自分の一部として意識的に身につけたり手入れをすることで≒自分を大切にするということに繋がる。
ここまでしていれば、男女は対等、自分に金をかけている差分
デート代に金を払え。
とは言えなくなるはずだ。
もし、それでもデート代を払えと言われたのなら、言われた時点で男の勝ちだ。
なぜなら、こっちには 天霆號(ネガロギア)アーゼウス13299円
があるからな!
金額的にも、効果的にも勝ち確定なので男子諸君は安心して
自分と、自分の持ち物に投資をしていってほしい。
最後に勝負を決めるのは切り札なのは古今東西変わらぬ真理である。
自分の財布やスマホに切り札を常に忍ばせてるよって人はいいねを。
これから忍ばせますって人はコメントを。
俺がガンダムだ!の人は拡散をお願いします!