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高杉隼人
2017年10月24日 22:33
「好き」という言葉は、僕にとってはどこにでもある小さな石ころのように軽く聞こえる。僕が彼女に抱いている感情は、この程度の言葉では言い表せないくらいの底なしに深い感情だからだ。いつから僕が彼女に対して、このような感情を抱き始めたのかは分からない。でも、一つだけ言えることがある。僕は、彼女を愛している。 私立国立(くにたち)大学。国立なのか私立なのか紛らわしい名前の大学に、僕は通っている。僕は