技術の役割
技術というものには沢山の機能や意味があると思うんですが
その中でも、
人と人が繋がるきっかけとしての役割って相当に大きいと思います
これは、僕の体感でもあって
僕はパンが焼けるからこそ、沢山の方とお付き合いをさせて貰えてます
パンが焼けるからこそ、まさにいま、こんな拙い文面でも、こうして読んでくださってるわけで(笑)
結果、パンが焼けるおかげで、自分の想いを沢山の方に届けることが叶ってるに相違ないわけです
拙い、というワードが、今出ましたけど
優れた技能を持った人が、その高さに比例した幸せを周囲に提供出来ていてるかといえば
必ずしもそうではなくて
正直、それほど高い技能は持ち合わせてはいないけれども
きちんと自分の想いを伝えることが叶って
周りをハッピーにできる人はたくさんいる
音楽ってその最たるものですよね
高度で卓越してるけれど、長くて退屈なギターソロよりも
「情熱の薔薇」のイントロで、マーシーがかき鳴らす、ジャカジャーンの方がずっとエモい
とどのつまり、例え拙くても、思いがあれば、伝えることはできるし、伝わるものがある
その違いは、その本人の本質というものの捉え方にあるんだろうと思います
いくら高い技術であっても、ひけらかしじゃ、風化は早いです
それは心に突き刺さる深度が浅いからに相違ありません
今、僕らには、パンを焼く窯が無い
だから、実はものすごく不安で仕方がない
アイデンティティーそのものが、揺るがされてる気さえします
だけど、この不安感を、後ろ向きには考えていません
不安感を貯めて、貯めて、貯めこんだら
あとは思いのたけに任せてしっかり跳ぶだけ、です
ジャンプする前には、しっかりかがむ
そうでしょ?笑
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