「別れこそ最上級の愛」。遥奈さんライブin ひぐらしさん。
遥奈さんのライブへ。最後の歌は『きみのてをはなせてよかった』。
「別れこそ最上級の愛」だと、今日の日の終わりに、彼女はそう語った。
なぜだ?別れなど悲しみ以外の何物でもないのに。17年9月24日、私は遥奈さんにそんな疑問をぶつけた。
7か月後、ひとつ気付いたことがある。
ヘーゲルは『精神現象学』で、認識こそ絶対的実在、つまり揺るぐことのない自分を手に入れるための道具だとした。知とは不完全を認めて学ぶこと。認識はこの時生まれ、努力を通じて人は絶対知の方向へと浮上してゆく。
支配とは悪魔の罠。手をはなさない愛、そのエゴは雪だるま式に悪を呼び寄せ、失敗に失敗を重ねさせる。
無私の愛を持ってこの罠をかなぐり捨てろ。その時こそ、愛は観察に変容し、”認識”という神のいつくしみの祝福を受けよう。
罠を脱したありのままの自分。ありのままの彼。これで死力を尽くせる。満開の花を咲かすことが出来るのは、ありのままの姿である時だけなのだから。
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