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AI時代に生き残る産業とは?

シュンペーターは「鉄道によって、馬車を作る業者は壊滅した」と話した。

しかしブライアン・ローズビーが歴史を紐解くと、いくつかの馬車製造業者は、単純に列車製造業者へ業態を変え生き延びていた。

もちろん殆どの馬車製造業者は壊滅している。なぜいくつかは生き延びたのか。

アダム・スミスは『法学講義』でこう述べる。

世間では「得意なものに集中することが分業の原点だ」と信じられているが、
実際は違う。
分業の起源はもっと根本的なところにある。
人が人と話したかったから生まれたのである、分業は。

社会を良くするために、我らは人と話す力を育てるべきではないか。

アダムスミス "lectures in jurisprudence"より私訳

AIに相談してみる。

私:物が欲しいから分業が生まれたのではなく、人と話したかったから分業が生まれたとは興味深いです。

Chat GPT:分業や取引は経済的な活動であると同時に、社会的な絆や人間関係を築くための行為とも言えますね。


皆と話し合い、学び、力が及ぶ範囲で現実に合わせ変化してゆく。そんな業者は列車の登場を好機へと変えた。

会話に主眼を置いて分業をなす者は技術革新に耐えることができた。
原点へ帰還する者は資本主義を超える。


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Hayato  Matsui『逆転人生』共著者
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