内臓の中で最も温かい臓器！肝臓を体の中から温めて冷え性を対策する🌈

『精密さ』と『巧妙さ』

この二つを兼ね備えた、私たちの身体。

その中でも、複雑な構造をしている内臓は、私たちの生命活動を支える重要な役割を果たしています。

冷え込みが激しい今の時期は、風邪や病気になるリスクが一気に高まります。

特に、注意が必要なのが『肝臓』です。

肝臓は、体の中で最も温かい臓器。

カロリーを熱エネルギーに変換する『代謝』を活発に行っているため、常に熱を発しています。

また、「体内の化学工場」と呼ばれているほど多機能で、寒い冬を乗り越えるために必要な働きをする臓器でもあります。

主な働きとして、

・炭水化物・タンパク質・脂質の代謝を調整する。
　⇒ エネルギーが効率よく分配される。
・体内に取り込まれた毒素や薬物を解毒する。
　⇒ 有害物質が血液中に留まるのを防ぐ。
・ビタミンやミネラルを蓄える役割がある。
　⇒ 血液中の老廃物が除去され、全身に新鮮な血液が行き渡る。

「肝臓の健康を保つ」＝「体全体の健康を保たれる」

肝機能の低下は、「エネルギーレベルの低下」「免疫力の低下」、さらには、「慢性疾患（長期に渡り進行する病気）」につながる恐れがあります。

そんな肝臓の健康を保つためには、食事がとても大切。

特に、野菜・果物・全粒穀物・良質なタンパク質を積極的に摂ることが求められます。

もちろん、過度なアルコール摂取は、肝臓に負担がかかり、重度のストレスを与えることになるため、控えなければなりません。

最悪の場合、肝疾患になるリスクも考えられます。

逆に、適度な運動は、脂肪肝の予防につながります。

脂肪肝は、肝臓の細胞に脂肪が過剰に蓄積されている状態。

・鶏の胸肉、ささみ
・大豆食品（納豆、大豆）
・生野菜
・海藻
・きのこ
・玄米、雑穀米、麦飯
・天然のしじみ

このような、脂肪分が少なく、たんぱく質を豊富に含む、低カロリー食品を積極的に摂ることで改善されます。

中でも、しじみは、肝臓に良いと言われている食材。

しかし、加工品やサプリメントは、体に負担を与えるため、おすすめしません。

摂り過ぎると、肝機能を低下させる恐れがあります。

しじみは、温かい天然のしじみ汁にして、体を温めるようにしてください。

また、肝機能を定期的にチェックし、必要に応じて、専門医のアドバイスを受けることも大切です。

肝臓は、見た目には表れませんが、私たちの体を健康に保つ重要な役割を果たしている臓器。

同時に、私たちの生命活動を裏で支える、欠かせない存在でもあります。

日々の生活の中で、肝臓の働きがスムーズに行われるように気を配ることが、健康寿命を延ばす最善の方法かもしれませんね😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈