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求められる健康管理!ウェルネス休暇を導入する企業が今増えている🌈

働く側は、常に自分の能力を最大限に活かせる環境を求めています。

「もっと安心して働ける環境がほしい」

それは、どの企業(業界)も分かっていること。しかし、その要望に上手く応えられていないのが現状です。

特に理解されづらいのが「女性に多い体調不良」。

生理休暇は、労働基準法で定められている、全ての女性に平等に与えられた権利。

しかし、

「生理でつらい時は『生理休暇』ではなく、休む理由を伝えなくても済む『有給休暇』を使っている」

直接伝えることへの抵抗感などから、現状、「取得しづらい権利」となってしまっています。

そもそも、企業には、従業員とその家族を守る義務があり、企業そのものの存続のために、健康面での犠牲があってはなりません。

しかし、立場が上になり、責任が伴うと、突発的な休暇が取得しづらくなるのも事実です。


そこで近年、制度の内容を変更し、生理休暇だけでなく、男女ともに利用できる休暇制度を設ける動きが、各企業で見られます。

「生理・更年期の体調不良で休みたい」
「不妊治療のために通院したい」
「二次検査や人間ドックを受けたい」
「新入社員だけど有給を使いたい」

こういった突発的な時に利用できる『ウェルネス休暇』を導入する企業が増えているんです。


ウェルネスとは、

「体の健康だけではなく、心の健康も含め、心身の健康を充実させて人生を豊かにしていく」

という意味が込められた言葉。

ウェルネス休暇は、企業と従業員、双方の健康意識の向上と、従業員の「心身の健康」や「ワーク・ライフ・バランス」の向上を目的につくられた制度です。


厚生労働省は、年に一度の健康診断(人間ドッグ)の受診を勧めています。

企業によりさまざまですが、特別休暇を『有給』もしくは『無給』で、従業員が取得しやすくするための休暇制度でもあります。

有給に関しては、通常の有給とは別に取得が可能。

無給に関しては、ボーナス査定の影響を受けずに取得が可能。

この『ウェルネス休暇』の導入などにより、少しずつ働き方が見直されつつあります。


実は、働きやすい環境を整えてあげることで、企業側にもメリットがあります。

・人材確保の幅が広がる
・消費者のニーズを捉えやすくなる
・新たな視点を取り入れることができる
・生産性が向上する
・企業イメージのアップにつながる
・多様性を高められる
・柔軟な働き方を取り入れるきっかけになる

現在、15歳〜64歳の女性の就業率は70.6%。

少子化により労働力不足が深刻化しつつある今、企業には柔軟性が求められています。

これまでの精神論を貫く体制から、

「無理なく円滑に働ける環境」
「会社と家庭の両立」

この二つが重視されています。

「組織としてゆとりがある」
「成長につながるアイデアが常に飛び交っている」

こういったポジティブな体制が、これからの時代、企業側には求められているのかもしれませんね😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
 

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早坂 渚
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