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約2年ぶりにミステリー神社レポート書きますin北口本宮冨士浅間神社②🌈
1900年以上の歴史を持つ『北口本宮冨士浅間神社』。
北口から境内へ入ります。
道路側に看板もない神社のためか、日曜日にしては人はまばらで、一見、参拝客が少ない場所に思えました。
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境内には、巨大な御神木がいくつもあり、明らかに今まで行った神社とは空気が違います。
綺麗なのはもちろんなのですが、由緒ある神社にしては、どこか柔らかい雰囲気を感じたんです。
御祭神が、女性の神さま『木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)』ということもあり、女性らしい柔らかな印象を受けたのかもしれません。
前回来たときにA君から教えてもらった御神木もありました。
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あの日は夜中だったため気付きませんでしたが、全ての御神木に囲いがあるのは驚きました。
すると、A君から、
「早坂さん、手を合わせてください」
私は、言われるがまま、目の前の御神木に向かって、手を合わせます。
目を開けると、
「早坂さん、後ろを向いてください」
振り返ると、驚きの光景が、目に飛び込んできました。
さっきまでまばらだった参拝客の数が、一気に増えていたんです。
「さっきまで、こんなに人いなかったよね?」
私が目をつぶったのは、ほんの数秒。しかも、ただ人が増えただけではありませんでした。
外国人の割合が明らかに増えていたんです。
周りでさまざまな言語が飛び交い始めます。
「早坂さん、今日はこれを体験してもらうために、ここへ連れてきました」
この一言で、私はようやく気付きました。
「なるほど……そういうことか」
その瞬間、膝から崩れ落ち、笑いが止まらなくなりました。
実は最近、来年に向けて書いている小説が、少しスランプ気味だったんです。
そのヒントとなる光景が目の前に広がっていました。
神さまが私に見せてくれたのかもしれません。
信じられませんよね?
ただ、ここへ来る前、A君からこう伝えられていました。
「後で『そういうことか』ってなると思います」
プランを考えてくれた社長様は、この神社がお好きなようで、よく来られているそうです。
「こちらの方が、よりファンタジーなSF小説になりそうでしょ」
つまり、木花之佐久夜毘売の計らいで、この光景を私に見せるために社長様がプランを作り、A君に提案してくれた。それをA君が受け取り、私をここへ連れてきてくれたというわけです。
さらに、彼は、私の頭の中にあるシナリオも読み取り、普段見られない光景を見せてくれたんです。
それを私はその場ですぐ理解し、壊れて爆笑してしまったという流れです。
もちろん、目の前にいるのは、霊ではなく普通の人たち。
だから、余計、意味が分からないんです。
さらに不可解なのが、ドレス姿の外国人がいたり、七五三の時期ではないのに着物を着た子どもたちがたくさんいたり。
あらゆる点が不可解で、現実なのに現実でないような不思議な空間が広がっていました。
言い換えるなら、まさに『パラレルワールド』。異世界に迷い込んだような不思議な感覚に襲われました。
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もしかすると、これまでも、神さまの計らいで、神社でこのような体験をしていたのかもしれません。
「心当たりがないわけではない」
ではなく、
「スピリチュアル好きでも、ここまで信じきれてはいなかった」
とも言うべきでしょうか。
霊感のない私が気付けるほど、見えないものが開示され始めているのかもしれません。
まるでテーマパークに来たような気分でした。
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こうして富士山周辺の地図を見てみると、まるでパンゲア大陸のような形(Cの形)をしています。
どこかで繋がっているのかもしれませんね。
あまりにも興奮してしまい、寄り道が長くなってしまいましたが、そろそろ神さまに挨拶をします。
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天狗と烏天狗の面が天井に飾られている珍しい拝殿。
天狗は、現状に安住せず、未知の世界へ飛び出す勇気を与えようとしてくれる存在。烏天狗は、山奥に深く住む、深い洞察力と知恵を持つ存在とされています。
この天狗と烏天狗の面は、部外者や紛い物が入らないよう、拝殿を守る役目を担っているのだと思います。
ここで、A君が、この神社にまつわる神さまについて話をしてくれました。
(③へつづく)
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
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