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育児シェアハウスという子育て負荷分散ソリューションは現実的か?

はやぱぱです。

先日、育児シェアハウスの話を聞く機会があったので、いろいろと質問して教えてもらったことをまとめておきます。

確かに育児のシェアができると良いなと思う一方で、シェアするご家族との距離感ってどうやって調整するのがよいのだろうと悩みます。

子育ての負荷を分散したい

子育ては労力がかかり、気がつけばいつもあっという間に一日が終わっていきます。さらにCOVID-19が流行している昨今では、ファミサポやベビーシッターなどの外部パートナーにも頼りづらい状況になりました。

なんとか子育ての負荷を分散したい……そう思っているパパさんママさんは少なくないと思います。ところがそういうソリューションは全然ない。

そんな中、育児シェアハウスで子育ての負荷分散をしている方々のお話を聞く機会がありました。

事例:戸建ての賃貸住宅に友人家族と住む

その方たちはそもそも独身時代に同じシェアハウスで生活していたため、結婚を機にシェアハウスを出てからも友人関係は続き、シェアハウスで二家族共同で子育てしたいよねと話していたそうです。

ただ実際にはなかなかそのような物件の貸し手はおらず、不動産仲介業者を介してはNGばかり。最終的に貸し手と直接やり取りができるWebサイトを利用して今の物件と出会ったとのことでした。そういう契約ができる物件はまだまだ少なそうです。

運用のヒケツは「お互い様」

お互いシェアハウスに住んでいたとはいえ、特定の家事が特定の誰かに偏ることは住み始めた頃は顕著にあったそうです。ただ大事なことは、ルールでガチガチにせず、回せる運用にお互い調整したこと。日々出てくる課題にはお互いの家族同士で話し合い、みんなで解決策を練っているそう。

子育てのシェアリングは大胆です。ふたりの子どもを一緒にお風呂に入れて大人が誰か一人面倒を見ることによって、他の大人の自由時間を捻出しているとのこと。これは普通に効率的でうらやましいなと思いました。

一方でリスクとなるのが病気です。これに関しては二家族で一世帯という感覚で運命共同体と考えているそうです。誰かを責めるんじゃなく、看病してカバーしていくという姿勢だそう。このあたりは誰と一緒に住むかによって握れるかどうかの分かれ目にはなりそうですね。

オーストラリアではシェアハウス文化は浸透している

ちなみに海外ではシェアハウス文化が浸透している国もそれなりに多いと思います。僕がオーストラリアに行ったときはシェアハウス文化はしっかりと根付いていました。

育児という観点ではありませんでしたが、お互いに高い家賃を折半して楽しい生活を送るためにシェアハウスという形式を取っている若者は多かったと記憶しています。(そもそも賃貸物件の相場がとても高く、ワーホリで渡豪している人たちは自分のためだけに契約できるケースはまれでした)

具体的に検討するならどんな観点か?

ここからは完全にシミュレーションです。考えることは色々ありますね。

・賃貸物件がよいのか、購入して部屋を貸す形がよいのか
 ・戸建てであることは大前提かも
・誰と住むべきか?
 ・友人の家族
 ・月齢の近い子どもがいる知人の家族
 ・友だちの友だち(単身者)
・場所は都心に近い方がよいのか?
 ・都心に近いと入居率は高まるはず

金銭的にも時間的にもメリットがある選択肢ではあるので、もう少し具体的に検討してみようかなと思っています。

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