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テレビの修理スタッフさんから聞いた最近のテレビ修理事情
はやぱぱです。
先日テレビが故障したという話をnoteに書きましたが、修理してもらい解決しました。延長保証に入っておいてよかったー!
その時に、修理スタッフさんからいろいろな話をお伺いできたので、備忘録を残しておきます。
最近のテレビの寿命は7〜8年
テレビって平均10年ぐらいは使い続けられるイメージありませんでしたか?僕はありました。でもスタッフさんが言うには、機能のハイテク化に伴ってじょじょに寿命は縮まり、現在は7〜8年だということです。
昔のテレビは映りが悪いとバン!とたたいて直す、みたいなシーンをマンガではよく見たものですが、今のテレビは精密機械です。パソコンのような基板を積んでいるので、ていねいに扱わないと壊れるとのことでした。
電源基板やメイン基板の交換は多め
うちのテレビの故障箇所は、検証したところメイン基板に問題があるということで交換してもらいました。ちなみに延長保証範囲内の作業でした。
最近のテレビはHDMI端子を設けたことで、メーカーが予期できない用途で使われるようになったことが、メイン基板の経年劣化を促進している可能性があるそうです。
具体的には、HDMI端子を使ったAmazon Fire TV Stickなどの利用はメーカー側では想定していない負荷をテレビにかけている可能性があり、その余波でメイン基板や電源基板の交換修理に至るケースもあるとのことでした。
今回、延長保証範囲内で無事に交換してもらって万事OK!かと思いきや実はメイン基板を変えることで大きなロスがありました。それは、直接つないでいたHDD内にある録画データが見られなくなったことです……ツライ!
これはダビングやコピーアットワンスなど著作権の観点でセキュリティが組まれている関係上、当該の録画データを新しいメイン基板から見られるようには変更できないとのことでした。
理屈では納得するけれど、子ども向け番組やアメトーーク!の録画データがすべておじゃんになってしまったのは正直悲しいです……。録画データ自体はHDDに残っているので、何か良い方法はないのかな……。
小さい子ども対策には保護パネルと家財保険
小さい子どもがいるご家庭のテレビ修理はやはり多いようで、スタッフさんも「保護パネルと家財保険で万が一に備えましょう」と言ってました。
保護パネルというのはこういうもの。
家財保険は読んで字のごとくですが、こういう保険です。基本的には火災保険に内包されているようですが、詳細は保険内容の確認が必須でしょう。
なんといっても、子どもがおもちゃを投げつけたなどうっかりミスによる破損でも保険対象となるケースがある点が強いです。きちんと保証内容を確認して必要に応じて加入すると安心かもしれません。
どの家電ともていねいに付き合う時代
今日テレビの背面を見せてもらったことからも実感しましたが、家電のIoT化がどんどん進むにつれて製品も繊細かつ緻密になってきています。昔と同じ要領で使っているとわりと壊れるケースが多そうなので、テレビに限らず洗濯機や冷蔵庫もていねいに使わないといけないなとしみじみ思いました。
うちの2歳児さんに「テレビが直ったよ」と伝えたところ、大喜びで「電車見よう!」といって、普段見ているソファにちょこんと座っていました。
子どもにも「さわるとまた壊れるから、さわらないでね」としっかり伝えて今後テレビを叩いたりすることのないように布石を打ちました。
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