人間の生き方 相田 みつを
相田 みつを(あいだ みつを、雅号:貪不安(ドンフアン・1924年― 1991年)は、日本の詩人、書家である。
平易な詩を、独特の書体で書いた作品で知られる。書の詩人、いのちの詩人とも称される。栃木県足利市出身。本名は相田 光男(あいだ みつお)。
栃木県足利市に、6兄弟の三男として生まれた。生家は名刹、鑁阿寺(ばんなじ)の東に位置していた。
旧制栃木県立足利中学校在学中に、書や短歌、絵に親しんだが、喫煙の濡れ衣をきせられて、軍事教練の教官に嫌われたために、進学を断念する。
卒業後は、歌人の山下陸奥に師事した。1942年に、歌会で生涯の師となる曹洞宗高福寺の武井哲応と出会い、在家しながら禅を学んだ。
1943年に書家を志して、岩沢渓石に師事して、本格的に書の修行を積んだ。1953年3月、関東短期大学夜間部国文科卒業した。
相田 みつを(あいだ みつを・1924年―1991年)は詩人、書家で平易な詩を独特の書体で書いた。
書の詩人、いのちの詩人ともよばれる。
人間の生き方について彼は語っている。
「毎日毎日の足跡がおのずから人生の答えを出す。きれいな足跡にはきれいな水がたまる」
さらに彼はこういう。
「トマトにねぇ、いくら肥料をやったってさ、メロンにはならねんだなあ」