分析メモ:ターゲット
こんにちわー、今年ももう少しで終わりですねーはやぶさですー
今回は企画書などに書く”ターゲット”って何を持って設定しているんだろうという疑問から、自分なりに分析したものをメモとして残すために書いていきます。あくまで私のメモなので参考にはならないと思います。こいつはこう思ってるんだなぁ程度に思っていただければなと思います。また、指摘などがありましたら是非コメントを残していってください!
1章:ターゲットは遊び手の人物像?
私は、専門学校入りたての時企画書を書く授業でとりあえず企画書のテンプレートを準備されそれに対して自身の企画の情報を穴埋めする授業がありそこにターゲットの欄もありました。ですが、ターゲットを明確に理解していなかった自分は脳死で「全年齢」と表記したり、その企画のジャンルが好きな人と記していました。このせいか、私は定期的に先生から「遊び手のイメージはできているか?」と問われることがありました。これを聞いたとき私は、遊び手がどこで詰まるのか、どう考えその問題に立ち向かうのかをしっかり考えられているのか問われていると捉えていましたですがおそらく半分正解で半分不正解だったのかなと思います。確かに遊び手がどのように遊ぶかを想像することも大切だと思いますが、遊び手がどのくらいの年齢でどういう性格しているなどの人物像が明確でないとどこで楽しむのか、どこで躓くのかが把握しきれないと思います。では、ターゲットは自身が企画を考えるときに脳内プレイさせている人物像を書けばいいのか?いえ、違うと私は考えます。この書き方だと、自身が考えられる人物像が1人だと企画書すべて同じターゲットになってしまいます。
2章:人物像のヒストリーを覗く
小中高と歴史を学んできたと思いますが、私はどうしても歴史が苦手で「なぜ、過去の人が起こした問題を語呂合わせで覚えなければいけないのだ、覚えてどうなる?」ってずっと思って授業を受けてました。ですが、ターゲットを決めることにおいてはその人物の歴史を知る必要があります。何故なら、その人物がどういった生活をしてどう育って何をして遊んでいたのかを知らないと、面白いと感じるツボが把握できないからです。よく、仲いい友達同士で会話するときに身内ネタで盛り上がるときがあったと思いますが、その身内ネタの元を知らなければ本質的に楽しめないと思います。つまり、その人物が何を経験して何が楽しいと感じたことがあるか、もっと言うと悲しいと感じていたかを知るべきです。では、知ったうえで、シューティング全盛期を楽しんだ世代に改めてシューティングを遊んでほしいからターゲットは「シューティングが好きな人」と定義したとしましょう。確かにそれにあった企画なのであればターゲットは間違いではないと思います。ですが、本当にその人たちだけに遊んでもらいたいのでしょうか?できればシューティングを遊んだことのない人にも遊んでほしいと思いませんか?これを行うとどうしてもターゲットが絞られてしまい、売る前から売り上げを下げてしまう行為になってしまいます。
3章:子供は誰でも冒険家
小学生の頃近所の森に探検にでて秘密基地と定義してしばらくそこを集会場として遊んでた時期がありました。今はそのような森が少なくなっていると思うので難しいと思いますが、私より上の世代の人は一度くらいは秘密基地に憧れ作ったことがあるのではないのかなと思います。このように、年齢を挟んで面白いと感じるものが世の中には点在しています。上記は小学生の頃の話ですが、もっと遡り赤ん坊の頃は何を楽しいと感じていたのでしょう。ですが、人間は4歳の頃から記憶ができ始めると言われていますので、実際はわからないと思います。では、世界的に見た時に赤ん坊に与えるおもちゃに変化はあるでしょうか?あまりないと思います。つかむおもちゃ、積むおもちゃなど、割と本質は同じようなものが多いのかなと思います。そうです、人間は本質として面白いと感じるものがあります。その面白いという感情を細分化して、組み替えた企画なのであればターゲットはおそらく全年齢老若男女になると私は考えます。
まとめ
おそらくターゲットはそのゲームが遊ばれる市場を簡単に定義したものであり、遊び手の人物像が明確であればどのようなターゲットでもいいのかなと思います。重要なのは企画者がどれだけ、定義したターゲットに寄り添えているか、理解しようとしているかなのかなと私は思いました。
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