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幸せは歩いてこない。精神病を診断されたら自立支援医療費と精神手帳の申請を検討しよう

この2つを見ても?な方は、ぜひというか絶対に、自分が当てはまるかどうか一度は調べてみることをおすすめします。
(詳細内容については割愛します)
私は誰も教えてくれなかったのでうつと診断された後、かなり時間が経ってから制度を知り、医療費をだいぶ無駄に出費してしまいました…

公的な手当や補助制度あるあるかもですが、自分で情報を取りに行かないと知らないままということが多いです。
近所付き合いや交友関係が広い、またはSNSをよく見る方は私のようなヘマはしないんだと思います…はは。

画像はスカイツリーと東京タワー。医療費と手帳は精神疾患を治療する上で頼れる2大巨頭だと思ったので選びました


少しだけ説明と注意点

そうは言いつつも、みなさん色々大変だと思いますし、私の頭の整理にもなるので少しだけ触れますね。
※あくまで私の住む自治体の内容となります。
◆医療費
指定した病院と薬局に限り負担額3割→1割に。診断されたその日から申請可能。
◆手帳
おそらく私の場合3級に該当し、電車やバス、美術館や博物館、公園施設などが無料か割引になります。こちらは診断日から6ヶ月経過後に申請可能となるので注意です。

どちらの制度も申請後2〜長いと3ヶ月審査に時間がかかるとのこと。
手帳の方は6月にすぐ申請していれば今頃…
前のクリニックはそういう情報も全然教えてくれなかった。
親切なところは、制度の案内や更新時期まで声をかけてくれると今日お話ししたセンターの担当者さんが言っていました。

まぁ、自分がそんなに長く心療内科のお世話になるとはつゆにも思っていなかったのもまた事実。
家計が火の車になって初めて調べるという杜撰ぶりです。。

あとこの2つを同時申請する際、診断書は1部で済みました。※自治体による
以下記事に詳しく書いています↓

ありがたいことこの上ない

メンタルが不調だと、それに付随して免疫が落ち他の疾患もくっついてきたりしますよね。
私は少なくともそういう側面が大きいです。
今の2ヶ月治らない風邪も、10回は内科に行ってます。その間レントゲン、血液検査までしており恐ろしくて総額は計算したくない。
他にもまた耳も塞がっているので本当は耳鼻科にも行きたい。
こんな感じの中、せめてかかりつけの心療内科だけでも1割負担になるのは、金銭的にも健康的にもありがたいです。

移動費もバカにならないので、本当に助かります。
美術館や博物館、公園施設なども心の潤いになるものです。
元々よく足を運んでいたのでとてもありがたいです。
しかも付き添い人も無料となるところが多く、同居しているパートナーに少しでも恩返し(と言っていいのか?)ができるのも個人的に嬉しい。
どこかへ行く=お金がかかり、ますます出不精→鬱々としてくる→悪化、の負のループに陥りそうで。
そこを救われるのは本当に本当に、ありがたいです。

手続きの雰囲気やかかった時間

郵送でもできるようですが初めてだしよく分からないので保健センターへ直接申請しに行きました。
担当の方は慣れた様子で記入が必要な箇所を教えてくれます。
課税証明書や印鑑は不要で、所得は担当の方が調べてくれました。
私は1回で医療費と手帳両方の申請をしましたが、30分もかからず終わりました。
証明写真はセンターに写真機があるだろうと適当を発動し用意せず行ったところ、まんまと周辺含め設置がなく、後日郵送になりました。
(ここでも切手代を無駄に出費してる…とほほのほ。昭和〜)

担当の方は50代くらいの男性でした。最初から最後まで目が合うことはなかった。
ですが途中から笑ったり軽い冗談のようなものを話してくれたりで、親切でした。
「保健センター」なるものは人生初めて。子育て支援系の部屋があったり、健康に関するリーフレットなど情報がたくさんありました。
ゆっくり見たいところでしたが、とても暑く帰宅ラッシュも避けたかったので速やかに退館しました。

セーフティネットに頼らざるをえない独身アラフォーの現実

希望なら保健師の方に無料で相談する機会も作れるとのことで、これからお世話になるかは分からないけれど、とにかく心強いと思いました。
特に精神「障害者」保健福祉手帳。これに自分が申請する日が来るとは、想像もできなかったです。

現実として、去年は派遣で働いていた時期が長いのでそれなりの収入がありましたが、今年はもう本当に低所得者層のお仲間入りです。こんにちは、どうもお邪魔いたします。

周りの友人は大体、家庭を持ち子供を1〜2人産み、兼業主婦でそれなりに暮らしている。
持ち家を買った子もちらほら。
体やメンタルが弱めだった子は、結婚して兼業主婦になってすごく良い意味で楽になったと言っていた。
独身の子も、正社員でキャリアに合わせて転職しつつ、自分のお金でバリバリ稼ぎどしどし遊んでいる。

羨ましくないと言ったら嘘になる。
正直、私もどちらかなりに属していたかった。
どんな状況でも病む時は病むかもしれないけれど、せめてお金の心配をしない状況に身を置けたら。
だけど自分の生い立ちや、大袈裟かもしれないが背負ったもののことを考えると、今の生き方は過去選んできた選択の結果。
それ以上でもそれ以下でもない。
認めてあげたい、自分を。

どうしようもない環境でも、ひたすらがんばった結果病に侵された。
がんばった方向が間違っていたのかな?
それは実は自分でもまだよく分からない。というより考えないようにしている、が正しいかな。
だってがんばったこと、違っていたとは思いたくないよ。
それはこれから自分がどう毎日を過ごしていくかで、分かること、だよね。
ありきたりかもしれないけれど、少なくとも今私はそう思っている。

…後半自分語りで暴走してしまいました。すみません。
現実を受け入れることも、焦らずゆっくりで大丈夫。
今日の2つの申請がその後押しをしてくれると願って。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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