中毒110番
今日、食卓の上にいつも服用している精神科の薬を置いて、私がちょっと洗い物をしている間に、1歳5ヶ月の娘が椅子に登り、食卓にあった錠剤をさわっているうちに錠剤が出てきてしまったようで、それを1錠飲み込んでしまったのです。
ハッと気付いて娘が口をもぐもぐさせてるなと思い、薬が1錠なくなっていたのでまさか?!と思って、あわてて口に指を突っ込みましたが、どうやらタッチの差で飲み込んでしまったのです…。
頭が真っっっ白になりました。
どうしよう?!まず主人にLINEするべきか?!
いや、そんなノンキなことしている場合ではない…と思い、慌てて薬を処方してもらっている薬局にTEL。
薬剤師さんはうーん…と考えた後、「かかりつけの小児科に相談してみてください」との回答でした。
急ぎ、かかりつけの小児科にTEL。受付の方は「ちょっとお待ちくださいね。」と言った後、「中毒110番に電話してみてください。」と、電話番号を教えてくれました。
中毒110番…?
そんな相談センターがあること自体知りませんでした。
後で調べたら、中毒110番は大阪とつくばの二箇所に電話窓口があるようですね。
私が教えられたのは大阪の窓口の番号でした。
電話が混み合っていて、4ー5回かけてようやく繋がり、受付の方にあわてて事のすべてを話すと、落ち着いて事態を詳細に質問され、それに答えた後しばし電話口で待たされて、「そのお薬は体重8キロくらいのお子さんなら処方可能な薬で、今回飲み込んだ量は1日の服用可能量の半分程度なので、ひとまず自宅で様子を見て、吐いたり急に機嫌が悪くなるなどいつもと様子が違ってくるようでしたら、すぐにかかりつけ医を受診してください。」との回答でした。
電話を切り、しばらくソワソワと娘の様子をうかがっていたら、急にゲホッとむせて自分で口の中に指を突っ込み、おもむろに黄色い粒を指先につまんで取り出したのです。
?!吐き出した!!!(◎_◎;)
飲み込んだ薬がずっと喉に引っかかっていたようで、咳き込んだ拍子に出てきたのでした。
はぁ、よかったーーー!!!
不安が一気に雲散霧消しました。
こんな奇跡ってあるんですね。
結果的には幸いにも事なきを得ましたが、今後は薬を娘の手の届くところに置くのは絶対にやめようと思いました。
己の危機感の足りなさをつくづく反省した一日でした…(-.-;)