南アフリカの大手ECサイトTakealot
テクノロジー (便利な南アフリカ)のお話を続ける。
今日は、ECサイトの話。
Amazonは、24年の5月の段階ではまだECサイトを南アフリカに開設していない。
一部報道では、23年の10月にアフリカで2番目として南アフリカで展開をするかとを発表している。
(1番目はエジプトのようだ)
僕は、Amazonの有料サブスクに登録させてもらっているくらい有り難く使わせてもらっている。
日本にいた時は、特に用がなくてもぽちぽちいじってしまうくらい愛用していた。
その、Amazonが南アフリカは使えない。
厳密にいうと、amazon.co.jpやamazon.co.uk (イギリス)などから買い物をして南アフリカに届けることはできる。
しかし、そうすると、こないだの話ではないが商品以上に送料がかかってしまう。
例えば、アメリカの並行輸入品のシャンプーをAmazon.co.jpで買うと送料込で5,900円だが、
Amazon.co.ukで買い、南アフリカに送ろうとすると2倍以上の費用で13,030円もかかる。
(2,380円が輸入手数料でかかり、さらに送料も当然高い)
もしこれが、報道通りにAmazonが南アフリカに開設することになると費用も変わるだろう。
しかし、現時点ではそのような状況下にあらず、ECサイトにて欲しいものが買えないのではないかと思っていた。
そこで、調べるとTakelotという南アフリカに拠点を置く大手のオンライン小売業があることを知った。
この会社は、2011年に設立されて、ケープタウンに本社がある。
Amazonと全く同様に、書籍から家電、ファッション、家庭用品などを取り扱っている。
僕は、こっちにきてすぐにどうしても欲しいものがあった。
OOFOS (ウーフォス)のサンダルが欲しかった。
日本で買いたかったのだが、渡航前の秋のタイミングではどこもかしこも売り切れていた。
そのため、南アフリカに着いた時から探し始め、本社公式HPから、南アフリカに販売しているかどうかを問い合わせもした。
しかし、現在地から100km以上離れたところでわずかに売っている程度だったので、諦めるしかなかった。
そこで、僕の希望に答えてくれたのが Takealot だ。
ただ、調べたところ流石にAmazonのように即日で来るような物流システムは流石に構築されていない。
物によっては、注文から発送までに10日程度かかるという状況だった。
でも、ものは試しだと思い買ってみた。
そして、無事に商品が手元に届いた時にはTakelot素晴らしいなあ。と思うのと、OOFOS履き心地最高じゃないのよ。
という、ダブルの感動を味わえた。
日本で、靴屋やAmazonで買うのとはまた別の喜びを味わうことができた。
今思うと、初めて日本で、オンラインで物を買ったのはいつだろうか。
当たり前にオンラインで買うことができるようになり、日本の物流システム、配送業者はすごいなぁと改めて感じている。
南アフリカでは、まだまだ、時間指定すら難しく注文時には家に1日いないといけなかったり、置き配なんて治安が悪くてできるはずもない。
南アフリカのテクノロジーの進歩と物流やドライバー確保などの発展を素晴らしいと感じるとともに、日本のシステムにも改めて感嘆している。