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新海誠3作品をホツマツタヱで読み解く〜真のメッセージとは。②
新海誠監督作品 劇場版3部作は裏メッセージでホツマツタヱを表している。
…というようにも見えるということに気づいた。
その考察をしていこうと思う。
先に言うと、新海誠監督は
ホツマツタヱ(ヲシテ文献)を知っている。
なぜかと言うと、映画の中にヲシテ文字が使われているからだ。
そのシーンは1〜2秒しか写さず、映画館で観た一瞬では読むのが難しく、知らない人にはヲシテ文字だとは分からない仕組みだ。
私は、映画の見放題サービスを使って視聴したので、気になるシーンは映像を止めて確認してみた。
使われているヲシテ文字は暗号風に使われており、それを読み解くと隠されたある文字が浮かび上がる。
遊び心が満点だ。
※できれば、映画を観て解いていただきたいので答えは避ける。
ヒントは、『天気の子』の占いシーンだ。
その暗号には、ホツマツタヱの話に出てくる言葉が組み込まれている。
ここから、新海誠監督がホツマの内容を知っているということが分かるのである。
つまり、新海誠監督は日本神話をベースに設定を作っているがホツマもベースになっている可能性があると私は考えた。
ホツマ的に観た場合、隠された裏テーマを読み解くと、男女2人の主人公から次の神々が浮かんでくる。
1作目 『君の名は。』
…瀬織津姫と天照大神
2作目 『天気の子』
…日本武尊(ヤマトタケル)とオトタチバナヒメ
3作目 『すずめの戸締まり』
…アメノウズメと猿田彦
簡単にいうとこんな感じである。
そして、現代の神話の悲劇をハッピーエンドに締めくくるような形で物語は構成されている。
2025.2.20追記
よくよく総合して見ていくと、映画には
震災など人間たちのリアルな悲劇が描かれるが、神話の神々の悲劇も描かれている。
つまり、映画では
表・現実の悲劇(災害、禍い、別れ)
裏・神話の悲劇(消された神や物語、別れ)
を二重に描いているという構造が見えてくるようだ。
次回以降からは、この3部作をさらに深く、ホツマ的な考察をしていく予定だ。