人生の悪いことの9割は生理のせい。
だるい、非常にだるい。足が重いし、腰はいたい。
今日、外は晴れて洗濯物がゆらゆらとたなびいているのに、とてつもない劣等感に襲われた。劣等感はやっかいで、いくら正月に溜まった部屋の埃を掃除しようと、おいしいバター餅を作ろうと、消えてくれない。
無意識に尊敬する人の粗を探してしまうような、そういう劣等感。まったくもって難儀で、子供っぽくて嫌になる。嫌になると、次は自己嫌悪をするのに忙しくなる。夜でもないのに、うじうじと部屋の隅で己の無価値さを嘆く。ふつふつと湧いてくる希死感を窓際に並べては、心地いい冬の日差しを憎んで唾を吐きたくなる。
なぜなのか。なぜこうも暗いのか。
根暗な私が悪いのか、きちんと普通に生きられないから駄目なのか。
そんなことを考えていたら、生理が来た。
うわぁ、きたな。と思う反面、ならしょうがないな。と自分に言い聞かせた。
脳みそがぼんやりするのも、劣等感が刺激されて人が嫌になるのも、自己嫌悪をこじらせてキノコを栽培するのも、すべて生理のせいである。
人生に起こる悪いことの九割は生理のせいだと思うようにしている。
それぐらいでないとやってられない。この使うか使わないかも分からない機能に、いったい人生のどれほどの時間を苦しめられているのかと考えると、億劫で仕方ない。
いやもういいや、生理だもん。世の中クソだなって思っても仕方ない。太陽が恨めしくても、餅を食べすぎていても、やけでアイス食べちゃってもしょうがない。生理だもん。
そういうことなので、今日は早めに寝ようと思います。
おやすみなさい。
ちなみに残りの一割は地球温暖化のせいです。根拠はないです。
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