発達障害と肩こりのはなし
普通の人は上下の奥歯の間には、1~3mmほどの隙間が空いている状態が通常の状態。
重たいものを持つときだけ、上の奥歯と下の奥歯がくっつく。
発達障害の方、これ、知ってました?
高校生からひどい肩こりに悩まされていました。
何しなくても肩がこる・・・・頭痛が辛い
インターネットが普及してきた2000年頃。
「肩こり 頭痛」でググってネットサーフィンしていた時期があります。
・半身浴がいい
・猫背がよくない
・筆圧が高すぎる
・ラジオ体操が良い
ここら辺が、色んなwebページで紹介されている方法ですね。
片っ端から試していました。
ある日、変わったアドバイスを見つけました。
・上の奥歯と下の奥歯の間に1mm~5mmの隙間を空けることを心掛けると肩がこらない
何言ってんだ?と思いました。
大学のPCルームでググっていたので、隣にいた友人に
「上の奥歯と下の奥歯に隙間を開けたままなんて無理だよね。口が乾く」と、何気なく話しかけたところ、友人から
「は?普通でしょ。何言ってんの?」と。
みんな、閉じてる口の中で、上下の奥歯は触れ合っていないことを初めて知った瞬間でした。
よくよく思い返してみればですね、
戦争の映画で、「歯を食いしばれ!」って言ってる。
確かに、上の奥歯と下の奥歯にすきまあいてると、
殴られた拍子に、舌を噛んであぶないから、ご丁寧に予告してるのか。
友達がびっくりしたときに「痛っ!舌かんだ」って言ってた。
私には経験なかったけど、上歯と下歯が、がっちり閉まってれば
そりゃ舌噛むことないわな。
などと、1か月くらいは、新しい発見の波が次々に押し寄せました。
上の奥歯と下の奥歯の隙間をあけて生活する
これ、難しいんですよ。唇も一緒に開いちゃう。
上下の奥歯の隙間を空けて、口を閉じるという事をやったことがないので、
必要な筋肉とか筋とかが退化しちゃってる。
でも、これができるようになってから、肩こりは劇的に改善しました。
発達障害の子を育てて思ったこと
何でもない場面でも緊張している。
みんなが談笑している場面で緊張している。
他の子は、笑う冗談に、激高する。
でも、その激高を外に出さないように、抑えようと頑張っている。
納得できないことが多く、でも怒らないように頑張っている。
何の夢をみているのか、寝てるときも歯を食いしばっている。
こういう場面が多いな・・・・と感じます。
私自身が子供の頃のときはどうだったかは忘れちゃいましたが、きっと同じだったんでしょう。
保育所も、小学校も、中学校、高校もとにかく疲れる空間だった。
という思いはあります。
私が、上下の奥歯をくっつける癖になってしまったのも、そういう子供時代だったからなのかなぁ・・・と、息子を見て思います。