適応障害と診断されるまで③闘いの始まり。
胃痛を訴えて、病院へ行って。翌日からは普通に仕事をしていた。
仕事の山は、休んでいたこともあって、明日出勤すれば、
「なんとか終わらせられる目途が立つ」
そう思って眠りについた。
布団が重い。
冬布団のせいなのか。布団の重さに耐えられない違和感で目が覚めた。
寝返りを打ったり、布団を持ち上げてみたけれど、違和感は変えられず。
寒い日だったけど、一度起き上がってみた。
もう1度横になろう。と思ったけど、できなかった。
何の違和感か分からなかったけど、体にある違和感で横になれなかった。
時刻は、1時。諦めて、部屋のヒーターをつけて、パーカーを羽織ってしばらく座っていた。
嘔吐した。唾を吐いたかと思った。
ラクになって、喉が渇いて、口をゆすいでから白湯を飲んだ。
怖くなって、母を起こして報告した。
闘いの始まりだった。
そんなことすら気付かず。
私は、母に「もう大丈夫」と伝えた。
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