伊藤はる(長女)

初めまして。伊藤はるです。 28歳で発達障害(ADHD)と診断されました。 28年間疑いもしなかった発達障害とは何ぞや。という視点でnoteを書いています。 ご支援よろしくお願いいたします。

伊藤はる(長女)

初めまして。伊藤はるです。 28歳で発達障害(ADHD)と診断されました。 28年間疑いもしなかった発達障害とは何ぞや。という視点でnoteを書いています。 ご支援よろしくお願いいたします。

マガジン

  • 大人になって発達障害と分かった話

  • 適応障害と診断されたその後の話

  • 知っておきたいお金の話

  • 適応障害って診断されるまでの話

    28歳事務職のOLが適応障害って診断されるまでの経緯。仕事がしんどい。どうして適応障害になっちゃったんだろうって思う人に読んでほしい。苦しみは伝える場所があります。

最近の記事

ADHDの特性から子ども時代を振り返ってみた

ADHDについて知ってから長女はるの子ども時代を振り返ってみる。 特性の部分だけを抜き出しているつもりなので、ADHDについて知っている方は、ピンっとくるかもしれない。 ADHDって何?って方は、長女はるが自己理解用に書いたこちらの記事を参考に。(→https://note.com/hattatsufamily/n/n91fcfbe7bcbf) とにかく気に入らないと泣き叫ぶ小さい頃、欲しいものを買ってもらえないと、よく店で泣き叫ぶ子どもだった。 それもギャン泣き。

    • 適応障害や、うつ状態は、義務感がたくさんある状態

      適応障害や鬱ってどんな人がなるんだろう。 どうすれば良くなるのか。について、調べてみました。 どんな人がなりやすいか。一言で言えば、真面目な人! 真面目って何だろうって思ったんですよ。真面目な人、みんながみんな鬱や適応障害になってないと思うのです。 はるが知らないだけかもしれないけど。 じゃあ、どんな人なのか。自分に対して、厳しいが、行動が甘い人。 例えば、「仕事を頑張らなきゃいけない。頑張ったご褒美にチョコを食べよう!」とかそういう飴と鞭を自分自身に使っているタ

      • 積み読のつもりはないけど、1度読んだ本が積まれていくリビングのこたつの上。使う(つもり)のものがそのままになって放置されて。 自室ではなく、リビングのこたつの上が溢れかえる。 ADHDでなかったら、片付くのか??

        • 【知っておきたいお金の話】病気で働けなくてお給料がない場合

          お金の話、第2弾。お金の話第1弾は入院時の話! 入院中、有給の日数もなかった、長女はるです。(入院した経緯は、適応障害と診断されるまで⑤にて) そうなんです。有給休暇の残日数なかったんですよね。 次女が調べてくれました! 4日以上の入院や病気・怪我による休業は社会保険からお金がもらえる傷病手当金という制度が社会保険にはあります。 会社員だと入っている健康保険には、この制度があります。 国保にはありません。 適用要件は、3つ。 ①業務が理由では怪我や病気でない。

        マガジン

        • 大人になって発達障害と分かった話
          7本
        • 適応障害と診断されたその後の話
          1本
        • 知っておきたいお金の話
          2本
        • 適応障害って診断されるまでの話
          7本

        記事

          【知っておきたい】入院時のお金の話

          適応障害と診断されるまで⑤の記事で、入院していたことの話を書きました。 その時に知った、お金の話を紹介します! 入院費を一定額以下にしてくれる紙がある?!その名も、『限度額適用認定証』です。 これは、国民健康保険でもけんぽの健康保険でも申請すれば使えます。 事前に入院が分かっていれば、国保なら地方自治体に。 健康保険なら、けんぽへ連絡して手続きすれば、収入に応じた上限での費用で済みます。 入院費の目安を病院の事務さんに教えてもらいました。治療費とは別で、大体1日1

          【知っておきたい】入院時のお金の話

          【有料】28歳まで発達障害で困らなかった理由

          発達障害って社会生活で困らなかったら、障害にはならないそうで。 とは言え、どうして今まで困ってこなかったのか。 次女と話して見えてきたことがありました。 有料記事になります。 あなたがサポートが伊藤家の長女と次女のチカラになります。

          ¥500

          【有料】28歳まで発達障害で困らなかった理由

          ¥500

          大人の発達障害の診断ができる病院探し

          次女から言われて、「発達障害かも」と疑って、大人の発達障害の診断ができる病院を探しました。 インターネットができるこの時代。 大人の発達障害の診断ができる病院を探すのは難しくないだろうって思ってました。 地方自治体も、発達障害の診断ができる病院として紹介しているし。 そう思ってました。 結論から言って、難しかったです。※病院名は記載していません。 ホームページは当てにならない。発達障害や大人の発達障害についての記述が、ホームページに載っている病院でも、発達障害の診

          大人の発達障害の診断ができる病院探し

          適応障害と診断されるまで⑦適応障害と診断されて

          適応障害と診断された後のこと適応障害と診断されても、正直なところ、よくわからないです。 どうすれば良くなるのか。 どうすれば治ったって言えるのか。 今、どう過ごしていいのか。 分からなくて。分からな過ぎたから、noteを立ち上げました。 急に泣きたくなったり、怒りっぽくなったり、眠れなかったり、食べ過ぎたり、食欲がなかったり。それだけかと思ってました。 内臓に痛みを伴ったり、寝ている時に呻いたり、自分のことなのに自分のことじゃないみたいなそんな変な感覚になるなんて

          適応障害と診断されるまで⑦適応障害と診断されて

          適応障害と診断されるまで⑥病気が治らない

          ※タイトルは不治の病ということではありません。 異変退院後の通院で、分かったのは原因不明だったってことだった。 あの激痛の原因は、胃に穴が開いた原因は、「検査で分からなかった」と言われたようなものだった。 でも、原因が分からないけど、綺麗に完治していると聞いて、安心して出勤した。 出勤してから、仕事を始めた。仕事を始めて、30分程して仕事に集中できないくらいの気持ち悪さに襲われた。 どんどん増す痛みと吐き気。 何かがおかしい。 デスクを立って、お手洗いに行ったけ

          適応障害と診断されるまで⑥病気が治らない

          発達障害とは何か。

          ※この記事は、長女はるの自己理解用として書いています。 実際の内容と異なる点がある可能性があります。 一言で発達障害と言っても、多様である。①自閉スペクトラム症(ASD) ②限局性学習症(LD) ③ADHD この3つの総称が、発達障害。 発達障害は個人の特性に過ぎない。忘れ物が多い。コミュニケーションがうまくいかない。 期限が守れない。大事なものを忘れてしまう。 段取りが悪い。空気が読めなくて怒られる。 これらは、特性。 精神的に追い詰められてしまうことも

          発達障害とは何か。

          発達障害への誤解

          私自身、支援者でした。 学生時代、支援することを仕事にしていました。 自分が発達障害だなんて思いもしなかった。 発達障害って出来ることのバランスが人より差が激しい人のことだそうです。 言語力は人並にある、と言うこともあって、学校生活は困らなかった。 だからこそ、気付かれなかった人間の1人です。 友人には、知的障害のグレーゾーンって言ってた人もいて、私はそれに違和感を感じなかった。 違和感を感じないことが違和感だったのかもしれないけど。それは、分かりません。 発

          発達障害への誤解

          正社員は無理だ。

          診断結果を聞きに行った日。 先生から言われた中で、笑いそうになった言葉です。 「正社員は無理」 絶望でも、不安でもなく、私にとってそれは笑える言葉でした。 薄々気付いていたんですよね。 正社員で働くのはしんどいって。 パート(やったことないけど) 派遣 そんな働き方なら働けるかも。って。 でもね、工場は向かないって。 近所は工場くらいしか働き口がないのに。 でも、これにも納得。 自分でもそう思っていたから。 私の特性は、「記憶力は続かない。たくさんの

          正社員は無理だ。

          適応障害と診断されるまで⑤入院とその後

          ※これは、闘病記ではないので、入院中の治療のことは書かない。 緊急入院入院期間は2週間。 一番安堵したのは、その間、出勤しなくていいこと。 仕事を忘れられること、だった。 病院に許可をもらい、病室で、入院したことを職場に電話した。 言われたのは、当たり前かもしれないけど、仕事の状況だった。 発熱と点滴と、治療用の管で話すのがしんどかった。 1度では終われず、何度も職場から電話がかかってきた。 正直、寝たかった。しんどくて、仕事のことなんか考えられなかった。

          適応障害と診断されるまで⑤入院とその後

          適応障害と診断されるまで④激しい闘い

          ※病気に関する表現が出てきます。苦手な方の閲覧はご遠慮ください。 闘い1時半に嘔吐して、ラクになったから眠れる。 そう思って、横になった。眠れない。 それどころか鈍い痛みが出てくる。 寒い。気温のせいなのか、寒気なのか分からない。 ヒーターをつけたまま、パーカーを羽織って、新しいごみ箱を持ったままうずくまった。 痛みはどんどん増してくる。 週末は人と会う予定だった。翌週は、泊りで京都へ行く予定だった。 夜中だったけど、お断りのメッセージを送って、宿泊施設にはキ

          適応障害と診断されるまで④激しい闘い

          適応障害と診断されるまで③闘いの始まり。

          胃痛を訴えて、病院へ行って。翌日からは普通に仕事をしていた。 仕事の山は、休んでいたこともあって、明日出勤すれば、 「なんとか終わらせられる目途が立つ」 そう思って眠りについた。 布団が重い。 冬布団のせいなのか。布団の重さに耐えられない違和感で目が覚めた。 寝返りを打ったり、布団を持ち上げてみたけれど、違和感は変えられず。 寒い日だったけど、一度起き上がってみた。 もう1度横になろう。と思ったけど、できなかった。 何の違和感か分からなかったけど、体にある違

          適応障害と診断されるまで③闘いの始まり。

          適応障害と診断されるまで②減らない仕事と体調不良

          職場で胃痛を起こしたのも、疲れが溜まっているからだろう。 その程度。その程度で、迎えた年末年始の休暇。 父から頼まれた手伝いをしようとしたら、突然の涙と激しい胃痛。 休めばラクになるだろう。 その程度。その程度。そう思っていた。 年末年始の休暇は、年始に家族で回るお寿司に行った。 ケンカしていた両親が仲直りした。 ちょっと素敵なところへ食事へ行った。 家族に仕事がしんどいことは、何度も伝えていた。 妹はそのころ発達障害を疑い始め、診断を受けられる病院へ行って

          適応障害と診断されるまで②減らない仕事と体調不良