アニメ版「妖怪三国志」を見た感想(1~5話)
youtubeで公開されていたもの10本のうち、
半分を視聴しました。
一つ一つが3分ほどの短い物語なので、
気軽に見やすかったです。
感じた気づき・発見を書いていきます!
本家三国志のストーリーを元にしていない
このシリーズでは、三国志の歴史に忠実に話が展開されるのではなく
アニメらしい面白さを重視した独自の構成になっています。
各勢力が敵対する様子が描かれるわけでもなく、
みんな和気あいあいとしてました。
あくまで、三国志の武将の役を見慣れた妖怪たちが演じているだけで、
その妖怪特有の性格はねじ曲がっていません。
だから、コマさんは天然な所が反映されてるし、ジバニャンは
怠惰な気風が描写されています。
ウィスパーは結構孔明役を真っ当に演じてましたね。
おぼろ入道華雄が全ての回で登場!?
ゲーム本編でも、アニメでも今まで活躍する機会が
殆ど無かったおぼろ入道。
登場してもワンパターンな喃語を話すだけで
正直影が薄かったです。
しかし、妖怪三国志のアニメでは
5話中全てに登場しました。
大体はウィスパー孔明を食ったり、手で潰したりと、
ウィスパーを虐待する役割を果たしています。
本家三国志の華雄の身長が2m10cmで巨体なことから、
おぼろ入道を抜擢する制作陣のセンスが凄いですね。
妖怪ウォッチ1では何となく工事現場で出てきて、何となく倒されて
消えていったボスなので、日の目が見られて嬉しいです。
正史三国志で、華雄はこの上ないほど不幸な人物だったそうなので、
そこも考慮されていたとしたら…調整が神がかってますね。
ジバニャンだらけすぎじゃね?
毎回どの話でもジバニャンがダルそうにしていて、
僕は少し腹が立ってきました。
真面目な性格故に、楽をして生活している人が
許せないみたいな汚い思想です。
でも「鎧をゴミ箱代わりにしてチョコボーの袋を捨てる」
「ウィスパーに肩を揉ませたり、掃除をさせてパシリにする」
「チョコボーを食べてすぐ寝る」など、
余りにも愚の骨頂のような行動ばかりしていたので、
「ジバカス」って呼びたくなりました。
ジバニャンの容姿がじんめん犬だったら、
評価がガラリと変わるんでしょうね。
ケータ亡きジバニャンの将来が怖いです。
三国志Verのフルーツニャンが全員映った!
「趙雲役を決めるオーディションをする」という話で、
何と武装したフルーツニャンが全員画面の前に現れました。
6体分、複雑な構造をした妖怪をアニメ用に描いてくれたって
いうことが本当にありがたいです。
ゲーム版では「宝石ニャン」「トゲニャン」「ワルニャン」等も
趙雲役ですが、流石に彼らは制作側の都合で登場しませんでした。
ウィスパー孔明の編み出した兵器について調査
アニメでは度々ウィスパー孔明が新兵器を
発明してジバニャンに使う様子を見せたりしていました。
孔明は発明家としても名高いという噂を聞いていたので、
ネットで少し調べてみましたが…
投石機は孔明が作ったのではなく、”改良”したもの。
矢が降ってきたり、板挟みにするトラップは情報が
見当たりませんでした。
後者の方はアニメ用に作られたオリジナルの罠なのかも
しれません。
地味に背景が凝ってる
場所は詳しくないので分かりませんが、普通に背景の装飾の
デザインが手を抜かないでしっかり作り込まれてるなぁ
と思いました。
短編のストーリーでも丁寧に仕上げるという熱量のある
意気込みが伝わってきます。
正直、キャラより背景の方に注目して
動画を視聴していました。
解説動画で使った素材が大量!
僕はショート動画で妖怪三国志の解説動画をUPしていたので、
その動画の中で各妖怪の立ち絵などをアニメの映像から切り抜いて
持ってきたりしていました。
「あ!この画像は○○の動画で使ったなぁ」みたいに、
過去の記憶が呼び起こされていく感覚が面白かったです。
今後のお話では、フユニャン曹操が病に苦しむ様子を描いた画像が
出るのを楽しみにしています。
総括
今回は妖怪三国志のアニメ1~5話を見たので、
その感想をアウトプットしました。
何年も前に実際にテレビで放映された時とは異なり、真剣に
映像を観察できたのが良かったです。
ここまで記事を読んでくれてありがとうございました!