過去がほぐれる時、「未来」が見える「こ・こ・に」day2 2024.07.21
人生は物語でできている。主人公は、もちろん「私」。
「起承転結」、自分の源に触れながら、旅をする時間。
自分の人生を振り返り、過去にあった辛かったできごとを他者の協力を得て意味づけが変わり、記憶が再編集され、思い込んでいた過去が違って見える瞬間が生まれる…暗闇から光を見出した「私」は、本来の自分の願いに気づく。こうしたかったんだ、こうなりたかったんだ、これが私なんだ…ワクワクする時間をへて、こんなことができたら、というヴィジョンが浮かぶ。そして、旅は終わり、日常の世界にもどるけれど、少し風景が変わっていることに気づく。自分の中の何かが変わった体験。そんな一日。
起・人生を振り返る…ライフレコードを書く
自分の人生の記録を書いてみる。
フォーマットはざっくりあるけれど、書き方はほぼ自由形。
限られた時間、約20分ぐらい、で振り返って書くと、
書いたことにも気づきがあるけれど、「書かなかったこと」にも
気づきがある。自分の自明の世界、当たり前すぎて気づかなかったことが
みえてくる。
主観曲線(赤色)と客観曲線(青色)を入れる。
主観曲線は、その時の自分の心の状態。
平均よりプラス、平均よりマイナス、メモリもないところにざっくり入れてみる。どん底だった時期を書くとき、痛みが走る。あの時、あんなことしなければ良かった。。。後悔の念。
この時はうれしかったな、、、高揚感の日々も書く。今はこれはどうつながっているのか…もう切れてしまっているのか。
客観曲線を青色で引いてみる
多分、世間一般にはこう映っていたんでは?と想像して書いてみる。あるいは、育ててくれた親の視点で書いてみる。親の考え方は、自分の考え方に少なからず影響があるけれど、それは全部自分が選んできたものでもない。それは、時に、自分の本来の姿、心、「源」からかけ離れている、おしつけられた「常識」だったり。
赤色の主観曲線と青色の客観曲線が、大きくギャップがある時期をみつける。世間的にはうらやましいと思われている、何の不満もないだろう、とみられる時期に、「私」はひどく窮屈で、辛い気持ちを耐えてきていたことを知る。あるいは、その逆の時期も。主観も客観も、「私」であることには変わらない。この二人の「私」がいることは、何を意味しているんだろう。
承・ライフストーリー、智慧の車座
同じグループになった人が、「私」の物語を静かに聴いてくれる。アドバイスはないけれど、共感してくれる。寄り添ってくれている。静かに心に浮かんだ言葉を口にしてくれる。背中越しで聴く言葉は不思議に心に染み入る。思い込んでいた過去が違って見える瞬間。光が少しさす。私はやっていける、これからも。力が沸いてきた。
聴く、聴く、そして聴く。そして、丁寧に言葉を選ぶ
他者の物語を聴く側になる。この物語の語り手のための時間。その人の物語は自分の経験ではないけれど、心が揺れる。似た感情が重なる。そのほかの登場人物の心も想像してみる。少し俯瞰して、その物語を観てみる。言葉が生まれてくる。話をしてくれた人のための時間だから、共感と理解に努め、注意深く言葉を選んでいる。。
転・冒険プランを書くのは楽しい。
何の制約や限界も考えず、やってみたいことを考える。自分の気持ちに気づく。こんなふうになったらいいなぁ。妄想は膨らむ。
結・未来絵日記
冒険プランがちゃくちゃくと進んでいき、一年後の今日は、何しているかな?とさらに想像し、日常の自分の生活に落とし込んでいく。夢見るだけじゃなく、実現してみようかな、って思える瞬間。仲間からのナッヂが嬉しい。
day3へ続く
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