実はあまり知られていない低脂質ダイエット(ローファットダイエット)4つのポイント
ポイントその1 PFCバランスは3:1:6
P(タンパク質)F(脂質)C(炭水化物)のバランスはカロリー比で3:1:6でローファットダイエットを行います。
カロリー、グラム変換は以下の記事で紹介しています。
記事内では2:1:2を紹介していますが、その他の計算方法は同様です。
ポイントその2 低GI食品の効果
同じ量の炭水化物を摂取した場合でも、GI(グリセミック・インデックス)の低い食品の方が体脂肪が減少しやすいことがわかっています。
GIの低い食品
・オートミール
・玄米
・ソバ
・サツマイモ
また、ジャガイモなどはGIの高い食材ですが、冷やすことで難消化性デンプンとなり、一気にGIが低くなります。
ローファットダイエット中は出先でコンビニのおにぎりを温めにずに食べるのもアリかもしれません。
ポイントその3 安静時消費カロリーが上がるポリフェノール
全粒粉やオートミールに含まれるアルキルレゾルシノールというポリフェノールを摂取することで、安静時の消費カロリーが100kcal近く上昇したという報告があります。
ローファットダイエット中には、全粒粉のパスタやオートミールがむいている食材と言えそうです。
ポイントその4 食物繊維の取りすぎは良くない?
食物繊維をとりすぎると、脂溶性ビタミンやミネラルの吸収は悪くなります。
酢酸は、胃の内容物の排出速度を遅くするため、脂溶性ビタミンやミネラルの吸収を改善する効果が期待できます。
また、糖質を節約して、脂質を優先的にエネルギーとして使うような働きもありますので、ダイエット時にはリンゴ酢や黒酢などを摂取することをお勧めします。
*空腹時に酢酸を摂取することは胃に負担をかける可能性がありますので、食事中や食後に摂取するようにしましょう。