自己紹介の奥義-肩書きに頼らない-

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時代とともに、
自己紹介は変わってきている。

どこに所属をしているかが大切だった時代。
会社や組織の名前こそが
信用の証だった。
虎の威を借る狐とは、よく言ったものだ。

実績が大切になった時代。
うんとマウントをとれるような成果を
誰もが求めた。
役職もまた大切だった。

そして、時は
個の時代へと突入した。

人々は、自分自身に肩書きをつけて、
これまでになかった仕事をこの世界に生み出そうと躍起になった。
また、誰もが自分にしかできないことがあると信じ、オリジナリティある自己紹介をつくりあげていった。

その結果、
今、各種SNSを眺めてみると、
なんとも想像の難しいプロフィールが並んでいるのだ。


今、肩書きの持つ意味合いは変わってきている。

それは、
相手が何をしている人なのかを
秒速でイメージができること。

オリジナリティあふれる肩書きは、
現在も必要なのだろうか。

肩書きではなく、
自分の名前に「信頼」がつくような時代。

自分自身の方向性を研ぎ澄まし、
自分の人生を紹介できることが、
大切ではなかろうか。

そうなったとき、
肩書きが持つ役割が変わってくる。

権威性、オリジナリティに加え、
信頼を得ること。

自分は何者なのだろう？
は、もう卒業。
自分は、この世界で何を表現していくのか。

それだけで、自己紹介はがらっと変わる。


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