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先払いのプロ意識

お金を支払うタイミングって、
商品を受け取る前だったり、受け取った後だったり、
即時払いだったり色々ありますよね。

お支払いのタイミングによって、
お客様とサービス提供者が受ける心理的影響を考えてみましょう。

▷お金を支払うことの痛み

多くの方は、お金を支払うことを痛みだと捉えています。
もちろん、もっとお金を払いたいという殊勝な方もいますが、キャッシュポイントが多くなると
嫌だなって思うことが多くなるのもまた事実。

僕が働いていたプライベートビーチでは、
お財布を開く場面が本当に多かった。

ビーチへの入場料。
パラソルのレンタル料。
ビーチベットのレンタル料。
コインロッカーの利用料。
食事代。

お客さまの中には、
「え、また金かかるのかよ」って
ぼやく方も少なくはなかったのです。

キャッシュポイントは少ない方がいいようです。

▷サービスの満足度も変わる


お金の支払いのタイミングが
前と後ではサービスの満足度が変わることをご存知でしょうか。

個人差はありますが、
前払いの方が後払いよりも
お客様の満足度は上がります。

なぜなら、支払いは「痛み」だからです。

どんなにいいサービスを受けても、
支払いが後になると後味が悪い。
なんてことが起こってしまうのです。

支払いのタイミングは、前の方がいいみたいです。

▷サービス提供は前払いが基本

とまあ、ここまでは、お客様側の支払いの心理を見てきました。
一方で、サービス提供者側はどうなっているのでしょうか。


中でも、形のないもののやりとりは、前にお支払いいただくことが多いのが実情です。

映画は前払いですね。

コーチングなどのセッションも前払いが多いですね。

後払いなのは、食事くらいなもので、
ほとんどが前払いです。
もちろん、前払いの食事もありますが。


もしも、講座やセッションを提供している方が後払いだったとしたら、どうなってしまうでしょうか。

サービス提供者の中に、言い訳ができる余地が生まれ得ます。
「うまくできなかったので、お題はいりません」
「ちょっと失敗したので、お題は半分でいいです」

それでいいのか?!

前払いであれば、
サービス提供者は、もうプロとして
最後まで価値を届け切るしかなくなりますね。

それができなければ、名がすたるってもんだ!

▷すでにご満足いただけている実状に気づこう


とはいえ、サービス提供者も
自分に自信を持て!
と言っても
実際のところでは足がブルブル震えることだってあります。

自分にできるのか?
相手にご満足いただけるのか?

そんなサービス提供者に
ぼくは声を大にして伝えたい。


お客様は、
すであなたに価値を感じたから
来てくださったのです。

あなたの発信。
あなたの写真。
あなたの言葉。
あなたの人柄。

それを受け取って、価値を感じた!

だから、目の前にお金を払ってでも
サービスを受けたいと言って来てくださるのです。

頑張らなきゃ!って気負う必要はありません。
すでに価値を感じてくださっているのですから。
真摯に最後までサービスを届けさえすれば、あなたなら大丈夫。


これぞ、先払いの際のプロ意識です。

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