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『しぶとさで目標を実現する』上場への想いをCFOに聞いてみた

こんにちは、新卒だったもりけーです。

みなさん、私のこと覚えていらっしゃいますか?
内定者時代、社長と会長の対談インタビューをnoteで配信したことがとても懐かしいです。

私も入社して5年が経とうとしていますので、初心に帰り「〇〇さんと対談してみた」シリーズを企画しました!

今回お話を聞かせていただいたのは弊社取締役兼CFOの竹内さんです!

引用:株式会社ハッチ・ワークHPより(https://hatchwork.co.jp/officers


まず、竹内さんの経歴を拝見して、ご経験がとても興味深かったです。

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立教大学 経済学部 卒日本大学大学院 経済学研究科修了
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・Inc.
新村貢一税理士事務所
株式会社グラントコーポレーション 取締役
株式会社GRSホールディングス 取締役
株式会社ピーカチ 取締役
株式会社トラベラーズ 取締役 
を経て株式会社ハッチ・ワーク 取締役管理部長兼CFO
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超ビッグ企業でのご経歴がありつつ、スタートアップ企業の取締役もされており、自分の想像を超えたご経験をお持ちでした。

そんな竹内さんがどんな人生を歩み、どんな想いを持って仕事をされているのか聞いてみました。


上場への想い

なかなか竹内さんから、個人的な目標の話などを伺う機会はないと思いますので、今回は、過去にタイムスリップする気持ちで色々お伺いしたいです!

ー竹内さんが仕事をする上で、目標として掲げているテーマはありますか?

竹内さん:「上場」は私の中での大きなテーマだったかもしれないですね。

税理士事務所時代に当時のお客様とのご縁から、株式会社グラントコーポレーションで取締役としてジョインすることになりました。
この頃から、上場を目指すようになっていきました。

挑戦とご縁

ー竹内さんの中で目指す方向が具体的になったタイミングですね。
でも、上場したいからと言っても中々簡単にいくものではないですよね。

竹内さん:はい。目指してはいたものの、私の在籍期間での上場は実現できませんでした。
それから別の会社でも挑戦を続けましたが、上場が並大抵のことではないことを痛感しました。

ー環境を変えても、上場への挑戦を続けていたのですね。株式会社ピーカチという会社は、今までと少し毛色が違うようですね。

竹内さん:はい。不動産業界から一度離れてピーカチというIT企業にジョインしました。
きっかけは大学の先輩の紹介でまだ少数精鋭のアプリ開発系のスタートアップ企業でした。

ー業界も規模感も全然違いますね!私の感覚ですが、「大学の先輩から紹介」って、サークルに入るくらいの勢いで転職されたんですね!(笑)

竹内さん:そうですね。(笑)
この時にジョインしたのには明確な意図や理由があったわけではなく、誘ってもらった時に、非常に興味を持てて、一緒にメンバーと頑張ろうと思えたからなんですよね。
確かにサークルに入るぐらいの勢いかも。(笑)

実は当時、会社の財務状況的には、そのまま放置していては会社が危なかったんです。

その時は、なんとかしなきゃなと必死で、メンバーみんなで毎日通帳の金額を見たりして、一喜一憂する日々でしたね。

ーなかなか刺激たっぷりですね(笑)

ー私が竹内さんの立場で紹介されて入ったとしたら「こんな財務状況がやばいのは聞いてないぞ!」とリスクを感じて辞めてしまいそうですが・・・

ー竹内さんはそうはされなかったのはなぜでしょうか?

竹内さん:んー、メンバーと話していると一緒に頑張りたいって思ったんですよね。

ーなるほど。周りの方へのご縁や思いを大切にされているのが感じ取れます。

竹内さん:そんな感じですね。
今のハッチ・ワークへの就任のきっかけは実は、社長である増田さんから声をかけて頂いたことなんです。
増田さんとは、元々グラントコーポレーションで働かれていた頃からのご縁なんですよね。
車が好きだったこともあり、駐車場事業にも興味を持ちジョインしました。

ーハッチ・ワークとの出会いも今までの仕事を通じてのご縁ですね。

ハッチ・ワークで上場を実現


ーここまでの想いを胸にハッチ・ワークでも働かれた上で、ついに目標としていた上場を実現したんですね。

ー竹内さん目線ですと、上場するまでにどんな苦労があったのでしょうか?

竹内さん:上場準備の過程ではクリアすべき課題が多過ぎました。
例を挙げるとすれば、業績と内部管理体制を同時に一定の水準に引き上げることが難しかったです。
内部管理体制だけ整えてもコスト先行になるし、業績が伸びてきたのを見て整えようと思っても人の採用や整備に一定の期間を要するものなどもあり、内部管理体制は急には追い付けないという問題がありました。

ーコストと体制構築のバランスを見ながら前進し続けるのは、想像するだけでも難しそうです。
ーそれをどう乗り越えていきましたか?

竹内さん:社内外ともに、ハッチ・ワークを上場させようと尽力してくれた周りの人たちの力をお借りして乗り越えたと思っています。

▼2024年3月26日。株式会社ハッチ・ワークは東京グロース市場に上場。

『祝上場 株式会社ハッチ・ワーク』が東京証券取引所で流れた瞬間
上場セレモニーで鐘を鳴らした記念に監査役とツーショット

ー以前から目標に掲げていた上場を果たして、率直な感想を教えてください。

竹内さん:ずっとやりたかった東証の鐘を鳴らすことができたのは嬉しかったです。あとは周囲の人からの祝福も。
どこからか上場のことを知って、久々に連絡をくれる友人もたくさんいました。
自分自身としては達成感で満足してしまうかなとも思いましたが、意外にまだまだやるべきことは多い、という感覚の方が強いです。

今後に向けて

ー今後に向けて今目指しているものはありますか?

竹内さん:スケジュールを優先したこともあり、思っていたよりも小ぶりな上場となりました。
それもあり、企業価値を上げることが今の目標です。
企業価値を上げることでステークホルダーが幸せになる状態を目指しています。

ー竹内さん自身だけでなく、周りの人の幸せを追い求めるのは壮大ですね。

最後に

ー竹内さんが自身の目標を達成させられた要因は何だと思いますか?

竹内さん:諦めずにしぶとく目標に向かって進んだことだと思います。
諦めたらその時点で終わりだと思ってやってきた結果、自分の目標を実現できました。

自分自身がしぶとい性分なんだと認識しました。

あとは、周りの方々の支えがあったからこそ挑戦をし続けることができたとも思います。

家族にも理解をしてもらって、税理士への挑戦も上場への挑戦もできました。
社会人になってからこれまでを振り返ってみると、税理士試験に10年。上場に20年とずっと追い続けて、時には環境も変えてでも目指してきたものを形にすることができたのは家族が応援してくれたおかげと思っています。


ー1人で成し得ないことだからこそ、周りの人とのご縁や感謝を忘れない。
尚且つ、自分自身の目標に対する諦めない姿勢を持つこと。これは、誰でも今から始められる行動だと感じました。

ー竹内さんには、過去の経歴だけでなく目標達成後の心境や、考えていることを話していただきました。人それぞれ持っている目標に対して諦めず、時には周りの人と力を合わせて、前進すること。そうして実際に目標を達成してきた竹内さんの貴重なお話を聞けてとても 勉強になりました。

ー竹内さん、ありがとうございました!!!


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