「会社員」を「未確認生物」として育った私

こんばんは、こげいもと申します。

社会人7年目になる28歳(👧)です。

初投稿なので、何から投稿しようかと思いましたが、まずは私を構成しているであろう、昔の話から始めたいと思います。

私は東北の田舎で生まれ育ち、父は建設系の自営業・母は美容室を経営していました。こう書くと、両親共に独立しているアグレッシブな家系に見えますが、否定させてもらいます。

もう一度いいますが、私の地元はリアル田舎で、自営業の方自体が非常に多く、その土地では良くある一般的な家庭でした。

父は俗に言う瓦屋さんで、日が落ちると仕事が終わります。夏は長く、冬は短め。雨や雪もお休みです。

毋は美容室を1人で切りもりしていましたが、9ー18時営業であるものの、自宅から150mくらいのお店で、幼稚園の頃からのひとりで歩いて、ひまがあればお店で遊んでいました。

さて、なぜ前段をお話したかと言うと、この家庭環境が故に(悪い訳ではない)、身近な大人の職業は「瓦屋さん」「美容師さん」「学校の先生」。

もちろん高校生くらいまでは、その程度のレイヤーで将来の希望を描きながらちょっとづつリアリティーを帯びて行くと思いますが、私の場合は就活で色んな側面で苦労しました。


その①家族が民間企業への就職に拒否反応を起こす

その② ①の状況より家族に相談をしないまま(できないまま)決定することに

その③会社員を身近で見たことがないので、イメージが全くわかない


仕事のストレスで機嫌が悪い両親も、接待で帰りが遅い両親も、昇給や賞与で華やかになる食卓も、年度末の異動や転勤のザワつきも、何も見たことがない私は、俗に言う働きすぎも、寝不足も、危い状態であった時も、自分の能力の低さだと、良くない解釈で、とても苦しい3年間をギリギリの状態で過しました。

正直、家族は7年目の今も無限に心配してくるし、故に仕事の話ができる親族が限られていて、

実家に帰ると、今では私が宇宙人のようです。(完)


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