男尊女卑は未だに存在する
こんばんは、こげいもです。
今日はテーマは男尊女卑について書いていこうと思います。
男女平等、女性の社会進出、女性管理職の活躍などメディアで報道されて久しいですが、こんなに時代が進んでも、まだまだ男尊女卑は日本の文化としてしっかり残っています。
私自身共有できる体験談はたくさんありますが、「え、もうそれはいじめやん」と思った話でいうと、クライアントとの大きな会議で、弊社も先方も大人数いる中、ファシリテーターを務めていましたが、堂々と特定の方に「無視」されることが度々ありました。
また起案に向けディスカッションをしていると、女性が発信するたびに露骨に機嫌が悪くなり、「じゃあそれでやれば、あなたの責任で」とそれぞれの上司がいる前で発言されたりもしました。
一番問題なのは、女性に対して、いじめのような態度を取ることではなく、自身が悪く評価される可能性がある上司の前でも平然とそのような態度を取り、改めることがないことです。
そうです、女性を蔑んで、圧をかけることを「悪いこと」なんて一切思っていないのです。
女性のアイディアはしょぼくて当たり前、多少否定して反論できないようなものが聞く価値もない・・・、そういった考えの方はまだ多く現役でいらっしゃいます。
特にキャリアを登れば登るほど、関わる人たち内での含有率も高まります。(出典:私の経験)
実は一度転職を考えたことがあり、某有名エージェントへ面談に言ったのですが、その際、面接官がそのタイプの人間だったときは、笑うしかありませんでした。
なぜ今回このテーマを書こうと思ったかというと、私自身、この経験がキャリアを考える良いきっかけになったからです。
正直、こういった境遇に直面した際、「くそ〜!男性になんて負けない!」と同じ土俵で結果を残す人もいるでしょうし、女性ならではのスキルや価値観、センスを掛け算して、自分だけのキャリアを作る方もいると思います。
私はこれまで、自分は前者の人間だと思って生きてきたのですが、実際自身が努力し、社会に提供できる価値を身に着けても、性別で差別される場面に直面したときに、「同じ土俵で打ち負かしてやろう」とは思わなかったのです。
その感情は「逃げ」ではなく、「性別で差別されるなら、性別で差をつけて差し上げよう」とむしろ後者の意識を強く持ち、実際のキャリアの方針を少しチューニングしました。
そもそも私自身、「男性並みに」「男性に負けないように」となぜか意識していたこともあり、男尊女卑を生み出している一人であったのかもしれないと思うこともあります。
どんな脅威であっても、それを乗り越え、前進することを止めなければ、それは「逃げ」にはなりません。
自身のスキルや価値を持って、脅威を避けても食べていけえば(いけるようにすれば)なんの問題もありません。
「逃げたよね」と言われることがあったら、倍の給料を稼ぎ、何も言えなくなる生活をしてやりましょう。
以上、まだまだ生きづらい世の中に、生きている皆さんと共有できますように。