クライアントはだれなのか、キャリアのもやもや

普段はコンサルタントとして働いており、日々思うこと(大抵はもやもや)を書き留めておこうと思い、noteを始めてみた。

今日のテーマは、「クライアントはだれなのか」
この仕事をしていると依頼主は大企業が多い。PJによって経営企画部だったり、人事部だったり、とある事業部だったり色々だけれど、だいたいえらいおじさま方が多い

コンサルタントとして依頼されたPJをこなす中で、クライアントはだれなのかわからなくなることがとても多い。もちろん目の前にクライアントはいるのだけど、その人達が主体的にそのPJに取り組んでいるとは思えないことの方が多い

今のPJもそんな感じ。全社的なシステムを構築しているのだけど、依頼主の部門の人がこのシステムを本当に構築したいのかよく分からない。というか、PJに参画している人でこのシステムを心から構築したい人っているのだろうか。

もちろん会社的には必要なシステムだとは理解しているし、必要だからPJが組まれたのであろう。中長期のビジョン(私には「成長します!」と言っているだけに聞こえるのだけど)達成には不可欠であることは間違いない。

でも、このビジョンに心から共感して、このビジョン達成のためになんとか頑張りたい!と思っている人がいないように見えるのはなぜだろう。みんな、なんとなく上から降ってきてPJにはいって、必要だから何とか作っている。特にこれが心から作りたいとは考えずに。

まあ、大企業なんてそんなものなのかもしれない。与えられた仕事をなんとかこなしていく。結局与えられたもので「自分事化する」ってとてつもなく難しい気がする。てか「自分事化」って言葉自体が自分事にできないことを無理やり自分事にするというニュアンスがあるような、、

コンサルだってそうだよね。与えられた課題に対して、心からこうしたいと思わなくてもやる、その極みのような気がする。(だから人間味がどんどん消えていくのかもね)

というかこんなぐちゃぐちゃ考えているけど、私が共感を大事にしすぎているだけなのかなあ、、、

週末の学びとかボランティアとかは、すごく自分事化して取り組めるのに、仕事を全く自分事化できないのはなんなんだろう。仕事はそんなものなのかしら。

いっつも辞めたいと思うけど、力だけはつけたいと思っている。助けたい人を、自分が好きで得意な方法で助けられる自分でいたい。

(この「好きで得意な方法」っていうのがなかなか肝で、コンサルティングはそこそこ得意だけど好きじゃない方法って言うことに最近気づいた)

最後は自分のキャリアのもやもやになってしまった。「自分事化」についてはもう少し考えてみたい。


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