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おはようとつぶやく葉先の雫

ここ数日、梅雨らしい日が続いている。

兄から引っ越しのお祝いに贈ってもらったクワズイモがきっかけで、1年前から観葉植物と暮らす生活になった。

サボテン、クワズイモ、苔玉を育てている。

苔玉を迎え入れたときのnoteはこちらです。

あれ?葉先に水滴。

ある日の朝、水をあげようかと観葉植物に目をやると、クワズイモの葉先に雫がついていた。

調べたら、水やりをした次の日に吸い上げた水が、葉から蒸散して滴として出た現象のようだ。

つまり、余剰分の水分が放出されているわけで、モンステラやクワズイモなどのサトイモ科植物ではごく自然に見られる現象とのこと。

水のやりすぎかと一瞬頭をよぎったが、そうではないようで一安心。

水分が全身に行き渡っているんだと感じたら

クワズイモは満たされているんだなと嬉しくなる。全身の循環が滞っていなくて、好調です!と言ってもらっているように、勝手に感じている。ただの自然現象だと重々わかってはいるが(笑)

わが家の観葉植物の話とは離れるけれど、

一日しとしとと雨が降り続いた次の日に通勤の道を歩いていると、道端の草の緑がいつもより力強い色をしている気がする。

あとは、土が湿っている匂いが漂っていると、穏やかな匂いに感じる。これは、苔玉に水をやるようになったからだろうか。満たされている匂いだと感じるのだ。

そんな梅雨時の通勤路。

わたしは、歩きながらYouTubeで森山直太朗さんの『とは』を聴いて、朝から満たされ心が潤う。

彼の軽やかでしっとりした音楽が、雨が降りやんだ街によく似合う。静かな街にゆるりと漂う音楽。コーラスの阿部芙蓉美さんの、ささやくように歌う様も好き。何回聞いても、好きが減らない。

雨が土にしみこむように、音楽がわたしの心の中に心地よくしみこんだ。

◎おわりに

上の『とは』と同じライブで歌われた『群青』も、雨の季節に合う1曲だと勝手に感じているので、合わせて載せておきます。


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