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育成計画について悩み真っ最中に、考える「リーダーの資質」

おはようございます。ハタノです。

さて、当社は9月がスタートなので、毎年この時期は事業計画や行動計画を立てる時期となっております。そんな中、今年もリーダー層の育成計画を考え中なので、まだ社内には展開できていませんが、現時点で考えていることを、まとめていきたいと思います。

(よし、まずnoteにまとめてから、社内に展開するという新しい流れでやってみようかな ^^)

計画に入る前に、まずは前提条件となるリーダーの資質について整理したいと思います。

リーダーに求められる資質とは

まず、リーダーを選ぶ際に、私なりに、リーダーに求められるのではないかという資質について挙げてみたいと思います。

覚悟

まず、最初にあげられるのは、やはり覚悟でしょうか。

人は、どのような経緯で、覚悟のような資質を身につけるかまではわかりませんが、立場責任感だったり、自分の大切な仲間を守るためだったり、自己の価値観といった類によって形成される要素で、これがあるかないかで、成果にも大きく影響します。

「リーダーにもし任命されたらやりますよ。」というパターンの人は、比較的に多いのですが、本当にリーダーができる人は、自分がリーダーをやると自分の意思で決意できる人でもある、と言い換えることができます。

逆の例として、自分や相手の感情に流されやすいタイプの人は、その人の中に強い想いがあっても、なかなか、覚悟や決意ができてないというケースもある気がします。感情を大事にすることは、とても大切ですし、私はそういうタイプの人が好きです。

ただし、感情は、やるべきこととすぐに対立する、または、他人の想いは自分の思い通りにはならない、という問題点があるので、感情面を優先したり、感情が表に出てしまうタイプの人は、わりと苦戦する傾向があるようです。

Cool Head , but Warm Heart(冷静な思考と、温かい心)

など言われますが、覚悟とは、その両方を合わせたような言葉になるかと思っています。

プライドを捨てる(勇気)

2つめは、自分のプライド(こだわり)を捨てられるかどうかです。

プライドを捨てる、というのはわかりにくいですが、勇気と言い換えることもできます。

人前に出るのが恥ずかしい、や、誰からも相手にされない、など、たとえ自分のプライドがダメージを受ける可能性があったとしても、得るべきもののためには、やるべきことをやれる、時には他人に譲ることができる、ということを、行動で示さなければならないシーンが数多く出てきます。

頭で必要かどうかが分かるだけでなく、現実を受け入れて、行動するには、自らのプライド、時には躊躇を超えて価値判断をする勇気が必要になるからです。

また、自分で決めたこと以外はやらない、とかいう意思が強いタイプの人もいますが、逆に、意思に固執しすぎたり、その価値観に他人を従わせようとする傾向が出てしまう場合も多く、どちらかといえば、自分の価値観に固執しすぎず、変化に強い人の方が、合理的なリーダーとして、うまく行きやすいように思います。

信じる力

3つめは、信じる力でしょうか。

人を信用すると、裏切られたり、期待どおりではない結果になったりする、というリスクを必ず抱えます。したがって、自分の身近な人以外は、あまり人を信用したがらない人の方が多いように思います。

しかし、リスクがあるからといって、部下や周りを信じないと、相手からも、なかなか信用されません。また、人をあまり信用しないという人は、人から信用されるでしょうか。

仕事における信用は非常に重要なため、リーダーにはこの資質が必要になると考えます。

自分がいかに信じてもらえるかではなく、自分が、相手をいかに信用できるか、が試されているように思います。

ちなみに、いわゆる頭のいい人は、リスク計算もできる人が多いので、上記のようなアプローチはとても非合理的に感じて、信用しない(方が正しい)、という判断をする場合も多いようです。そして、賢く考えて、間違った判断をしているわけではないのに、部下とうまくいかない、というケースは、このパターンが当てはまっている時があります。

このためか、頭が良いことや、学歴があることがリーダーの資質があることと、必ずしも一致しない一つの要因になっているように思います。

ただし、本当に頭がいい人というのは、しっかりとリーダーシップやマネジメント、行動心理などを、一連の知識として吸収した上で、上記ような3つの資質も身につけて、使いこなすことができるので、リーダーに向いていると言えると思います。

まとめ

以上に挙げた私が考える3つのリーダーの資質は、実は、「ない」とか「ある」とかは、本人の感覚ではなく、あくまで周りが感じる評価によってしまうところがありますので、同じ人物に対しても、意見がバラつくことは理解しておく必要があると思います。

そして、自分でもリーダーとして課題も多く感じる中で、偉そうなことは言えません。

それらを踏まえたうえで、この「覚悟」「勇気」「信じる力」といった資質は、どうやったら育つんだっけ?というのが私の目下の課題になります。

都度のコミュニケーションの中で、こういう話をなるべくするようにしていますが、まだ、方法論には落とせていないなと感じるところも多いので、ここを計画に落とし込んでいければと思います。

もうちょっと考える。

ということで、本日もよろしくお願いします。

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