書くことで過去が今になり未来になる

2020年3月2日 20:57

先日、久しぶりに昔住んでいた街をお散歩しました。

私、昔、東急東横線の「妙蓮寺」って駅の近くに住んでたんですが、その頃に住んでいたワンルームの部屋が、未だにに夢に出てくるの。つい最近も出てきた。
良くも悪くも忘れられないみたい。（その頃の暮らしはそれくらい辛かったり悔しかったりしたけど潜在意識的にはそれとおんなじくらい愛しい日々だったんだろうな）

その頃のことを文章にし、楽曲を書いたのが、1年前。

これを作るために、わざわざ「妙蓮寺」にでかけてお散歩して、作品として形にしてその頃の思いを昇華させたつもりになっていました。

だけど最近また無性に妙蓮寺の街を歩いてみたくなったんです。
東京に用事があって、その帰りに途中下車して街に寄りました。

久しぶりに会う友達と待ち合わせして、街を一緒にお散歩しました。
2年前に「秘密のお散歩セット」を作るために妙蓮寺を歩いた時には、好きだった色んな店がなくなっていて、ちょっと寂しかったんです。

それを承知で歩きました。

そしたら...
私が好きだった本屋さんの向かいに、もう一つ素敵な本屋さんができていたんです。

この場所が

↓こうなっていました。

建物はそのまま、それがレトロな雰囲気を醸し出していて。
なんともかわいい店構え。
『生活綴方』という店名も、なんかいい。

中に入ってみると、とっても素敵な品揃えで、
普通の本屋さんでは売っていないようなアートな感じの本が沢山ありました。

そして、同時に個展が開催されていました。本屋さんと画廊が一緒になっているっての、いいなぁ♡

このお店、オープンしたばかりで、しかも金・土・日のみの営業とのこと。
ちょっとタイミングがずれてたら、この店に出会えなかったんだ！と思うと嬉しくなりました。

この日飾られていたのは佐々木未来さんの「日めくりと私」という作品たち。
一日一枚作品が増えていくって、
カレンダーの日付がアートに生まれ変わるって、楽しいね。

とっても楽しい気持ちで本屋さんを後にして、カフェでご飯を食べました。
そのカフェがまた、素敵なお店で。
うどんナーラはとっても優しい味がしました。

私が住んでる時にはなかったお店おやつ処茶寿さん。夏のかき氷メニューが魅力的だったので、友達とまた来たいねって話しました。

私が今回すごく嬉しかったのは、この街をまたひとつ好きになれたこと。
今はもう住んでないのに「好きの上書き」ができたこと。

完了させたつもりでいた片思いが、まだ続いていて「まだ好きでいていいんだ」と思えたというか。

遠く離れていても、頻繁に会えなくても、現在進行形で好きでいられる・・・そのことが嬉しくて。

そんな風に、思わせてくれるお店の力って大きいね、人の力というのかな。
真心こもった仕事が、誰かの心に明かりをともすんだね。

このことをラジオで喋ることになり、

そのために、過去に自分が書いた記事を読み返してみた。

そしてまた、こうして新しい記事を書いている。
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たまに、自分が書いたものを読み返すって良いですね。
書くことで、過去が過去じゃなくなる。
過去が今になり、未来に繫がっていくなあって思うんです。
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そして、願わくば！！誰かの心を灯したりしたら素敵だなあ。
私の心をあっためてくれてた妙蓮寺のお店みたいに。

そんな風になれるよう
そんな歌が歌えるよう、これからも真心込めて丁寧にやっていこうと思います。

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「ひきこもりのススメ〜私が一番きれいだった頃〜」
プライベートなことも書いてあるので途中から有料記事にしてあるんですが、読み返すのに勇気が入りました（自分が本当に大切にしている事って公開するのも読み返すのも勇気がいる）

でも、改めて「この記事書いて良かったなぁ...」って思ったのでした。
時間がかかっても、沢山の人に届かなくても、読み返してみて「これが私だ」って思えるものを書きたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました！久しぶりのnoteでした（＾＾）

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