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LEVI'S501ジーンズを語る

 #13LEVI'S501ジーンズ

 この時期は、畑で出来ることといえば雑草などを取り除く作業が主になるそうです。

 そこで、今回の記事では、ボクが農作業で穿いているジーンズの自慢をしようと思います。

 と、その前に、501ジーンズの魅力について語らせていただくことにします。

 上記の記事では、ボクのジーンズ愛を語らせていただきました。

 ユーキ 1890年のジーンズを語る

 LEVI'S(リーバイス)501ジーンズは、今から約130年以上もの、長い歴史があります。

 LEVI'Sといえば501ジーンズですね。

 なんとなく聞いたことがある方も、そんなの知ってるよって方もいるかと思います。

 それでは、501ジーンズの誕生日を知っている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?

 答えは、1890年です。

 「501」というのは、ロットナンバーをそのまま商品名にしたようです。

 そもそもロットナンバーとは、製品を管理するために単位ごとに付けられた生産番号を表す言葉です。

 ちなみに、1890年当時の501ジーンズを再現したジーンズの写真がコチラになります。

サスペンダーボタン
バックポケットは片方のみ
バックル

 1890年のジーンズです。

 イメージとしては、このような復刻ジーンズですね。

 ただ、これは「イメージ」です。本家のLEVI'S社ですら、イメージなのです。

 なぜ、本家LEVI'Sですらイメージなのかは、今は明かしません。とりあえず、初期の501ジーンズは上の写真のようなジーンズでした。

 上の写真をみて特徴的なのは、

 ①後ろのポケットが、片方にしかついていない。

 ②ウエスト部分には、ベルトを通す「ベルトループ」と言われるベルト通しが付いておらず、代わりにボタンが付いている。

 ③バックルと言われる、ウエストを調整するバンドが付いている。

 こんな感じになるかと思います。

 当時、要求されたもの

 アメリカでのお話。

 1847年だったと思うのですが、当時農作業をしていた人が、偶然「金」を掘り当てました。

 それがニュースになり、いろいろな地域から人々が「金」を掘り当てに、ド田舎に大勢集結して、我先にと、金を探して採掘作業を行います。

 これが、有名な「ゴールドラッシュ」です。

 このときに求められたことは、重労働でも破れない丈夫なズボンでした。

 当時の労働着は、ポケットはすぐに剥がれてしまう。すぐに破れてしまう。

 そのとき、当時の仕立て屋さんであるヤコブ・デイビスさんは、馬の鞍に使用していたリベットと言われる金具を打ち付けて、ポケットの端を固定しました。

リベット

 このリベットと言われる手法は、現在のジーンズでも使用されている、ジーンズの象徴でもあります。

 ヤコブ・デイビスさんは、当時いろいろなビジネスに手を出しては失敗をして、経済的に特許を取る事ができなくて、その時に服を作るための生地を仕入れていた卸問屋さんである、リーバイ・ストラウス氏に特許の話を持ちかけます。

 そして、特許を取得しました。

 その後、特許を取得したとはいえ、真似をして商品を作る企業が増えて、差別化を図ることになります。そして1890年、ついにLEVI'Sの501ジーンズが正式に商品化されることになります。

 パッチの深い意味

パッチ

 このパッチと言われる革や紙素材の意味は深いのであります。

 このパッチの中で、先ほど説明した特許取得の証明があります。

 ツーホースマークと言われる、2頭の馬がジーンズを引っ張っています。

 これは、丈夫なズボンを意味しています。2頭の馬が引っ張っても破れないという、とてもユニークな主張です。

 そのすぐ下の英語は、このように書かれています。

 PATENTED IN U・S MAY20 1873

 1873年5月20日 特許取得

 このように、501ジーンズのパッチには、深い意味があります。

 さらに特許取得日が書いてある、さらに下の英語は、

 Every Garment Guaranteed

 これは、品質保証を謳っています。

 もし、破れたり壊れたりした場合、無償で交換します。

 501ジーンズは、このように丈夫で壊れないという自信があったんですね。

 ボクはこのような歴史を知り、LEVI'S501ジーンズが好きになりました。


 長くなりましたので、今回はここまでにしておきたいと思います。ジーンズに少しでもご興味がありましたら、これからもよろしくお願いいたします。

 最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。次回も楽しみにしてください。

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ユーキ
最後までお読みくださり、ありがとうございます。 自分の中にある考えを表現する難しさ、そして楽しさを実感しています。今後も、読者様に共感していただけるように、文章に磨きをかけて、自分を表現したいと思います。よろしければサポートをよろしくお願いします。

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